茨城県立IT未来高等学校
茨城県立IT未来高等学校
令和5年度第1回全国高等学校エDIY選手権大会「ダイフェスタ2024春」が開催され、本校からエントリーした華和千彩チームがサントリー株式会社「価値のフロンティアへの挑戦賞」を受賞しました。おめでとうございます!
今年度最後のITセミナーを開催し、株式会社フルノシステムズの藤上さんから、今のお仕事の内容と、そこに至る経緯等を紹介していただきました。同社は業務用WiFiに強いメーカーであり、本校のWiFi環境も同社の製品で構築しています。
藤上さんは前職でハンディーターミナルを使っていたので同社への転職を考えられたそうですが、国のGIGAスクール構想とも時期が重なり、全国を飛び回って同社製品を売り込むとともに、学校が抱える課題等の解決にも協力しているそうです。
資料まで用意して講演いただき、ありがとうございました。
プログラミング能力検定(プログラミング能力検定協会)を実施しました。
本校ではプログラミング学習を重視していますが、生徒間に理解度の差は出てきています。定期考査や小テスト等でも把握していますが、生徒それぞれが今できていることと今後の課題を明確にし、一定の基準の上で自分の立ち位置を確認することは大事なことです。
結果に一喜一憂するだけでなく、指摘された課題について、各自で穴を埋めておきましょう。
令和5年度茨城県教育広報・NIEコンクール表彰式が茨城県立図書館を会場に開催され、教育広報紙部門において、友部高等学校・IT未来高等学校合同PTAの広報誌「ひいらぎ」が優秀賞を受賞しました。
友部高校PTAでは、ここ数年Web版での発行が続いていましたが、PTA役員の皆さんのご尽力で今年は小冊子とし、編集にも時間をかけました。その努力を認めていただき、ありがとうございました。
笠間市地域おこし協力隊の三上紀子隊員をお招きし、ストローハウス・ワークショップを行いました。ストローハウスは、フレームとなる太めのストローを、ゼムクリップで三次元的に接合して構造物をつくっていきます。基本となる正三角形や正四面体の作り方を学んだあと、グループごとに作品づくりに没頭しました。
生徒たちは「最初は繋ぎ方が分からず少し戸惑ったが、みんなの作品を繋げて1つの作品を完成させることが出来て良かった。」「耐震性とデザインを重視しながら造形するのは難しかった。作りたいものが多くてわくわくした。」「自分の作品だけではなく友達の作品も創造性豊かでおもしろかったです!」と感想を述べており、それぞれの思いを盛り込んだ作品を作り上げることができました。三上隊員からは「私の想定を上回っており、宇宙旅行みたいでした。」と講評をいただきました。
本校は情報高校で、生徒たちはコンピュータと対面していることが多いですが、実際に手を動かしてモノを考える「ものづくり」は大切な時間です。楽しいワークショップをデザインしていただいた三上隊員に感謝です。
一般社団法人日本クレジット協会の方をお招きし、公民科の「公共」の時間に金融教育セミナーを開催しました。本日のテーマは、「キャッシュレス決済と「クレジットカード」について」です。
生徒たちは「大人になってからの不安要素のひとつがクレジットカードについてだったので、知れてよかったです。」「クレジットカードは計画的に使うことやきちんと確認してから高額な買い物や長期間の支払いが起こる契約はするべきだということがわかりました。」と感想を述べています。
今回は利用者視点での講話でしたが、本校の生徒たちはキャッシュレス決済を伴うサービスを提供する側になることもあります。その仕組みを理解し、世の中をより便利にするサービスを考えて欲しいです。
2月1日(木)に第3回 Joyo High school テックコンテスト(常陽銀行主催)2次審査がオンラインで行われ、本校からエントリーした長島昇平さん(1年次、常陸太田市立里美中学校出身)の「バーチャルマウス エアリアル」がエキスパート部門優秀賞を受賞しました。
審査員の先生方からは、技術点や貢献度等について高い評価をいただき、何より実装し作品として完成していることが賞賛されています。
長島さんは、本校入学後に本格的にプログラミングを学び始め、短い期間で汎用性の高い作品を作り上げました。来年もチャンスがありますので、引き続き頑張りましょう。
日本計算工学会のご協力により、神戸大学大学院システム情報学研究科計算科学専攻の坪倉誠先生のオンライン講演会を開催しました。
坪倉先生は計算工学の専門家であり、最初にシミュレーションという研究手法、その研究手法を支えるスーパーコンピュータ「富岳」に実装した超大規模熱流体解析ソフト「CUBE」を紹介していただきました。これらの環境で取り組まれた飛沫やエアロゾルの飛散経路を推定する研究は、最先端科学成果の社会実装事例として高く評価されています。
生徒から「富岳は将来のことも予想できるのですか」との質問があり、坪倉先生は「将来を予想することは難しいかもしれないが、よりよい社会の在り方を考えることはできる」と答えていただいています。生徒たちが修学旅行で訪問する予定の「富岳」の活用事例を紹介していただき、ありがとうございました。
茨城県職業能力開発協会「ものづくりマスター派遣制度」を活用し、同協会のものづくりマイスター宮部博文先生と金沢正幸先生を講師として、電子機器組立実習を行いました。
本日は、雪だるまの絵がかかれたプリント基盤の上でLEDが点滅する電子回路を製作します。講師から、はんだに含まれるフラックスが飛散する等の安全確保の注意を受けた後に、それぞれに組立てを行いました。
中学時代にはんだ付けを経験した生徒もいましたが、素早く組立てる生徒、完成後に他の生徒の面倒を見る生徒、丁寧に確認しながら進める生徒、回路を組み込むケースを考える生徒など、進み具合はそれぞれでしたが、誰もが真剣に取り組んでおり、ものづくりの楽しさを感じてもらえたと思います。
1年次生が4月からここまでの学びを振り返る学習成果発表会を開催しました。開校初年度なので、無理せず一般公開なしとしましたが、茨城県立産業技術短期大学校の高橋俊英先生、麗澤大学工学部の宗健先生をはじめ来賓の皆様や、多くの保護者の皆様に参加していただきました。
全体発表として、1年次の総合的な探究の時間に相当するITセミナーの活動報告に続き、中谷医工計測技術振興財団成果発表会に出展した自動潅水装置、FARMCRAFTいばらき©コンテスト2023、デジタルシティズンシップ推進事業、コンピュータ部の活動を報告し、その後は個別発表として、生徒が授業で作成したWebページ、それぞれのチームが製作した自動潅水装置を紹介しました。
高橋先生からは「自分が制作したモノ、アイデア等と社会的ニーズとのマッチングの大切さ」についてコメントをいただき、マッチングを成功させるための方法までご教示いただきました。宗先生からは各発表に具体的なコメントをいただき、「ビックデータ」「編集」「社会実装」等の多くのキーワードをいただきました。
生徒たちにとって、今回の発表会は自分の学びを振り返る大切な機会になりました。参加していただき、ありがとうございました。
1月21日(日)に日本情報オリンピック 第4回女性部門(JOIG 2023/2024)本選がオンラインで行われ、本校から受検した神戸華璃さん(1年次、小美玉市立小川北義務教育学校出身)が敢闘賞(Bランク)を受賞しました。
主催する一般社団法人情報オリンピック日本委員会によれば、今回の大会は251名が参加し、成績優秀者(A ランク)10名、敢闘賞(B ランク)128名とのことです。
神戸さんは、本校入学後に本格的にプログラミングを学び始めた生徒です。来年も受験するチャンスがありますので、成績優秀者(Aランク)を目指して頑張りましょう。
進路ガイダンス第2日は、県内外の大学・専門学校等9校の先生方をお招きして、それぞれの学校の特徴等を教えていただくとともに、上級学校で学ぶことについて生徒たちが考える時間としました。
本校は情報に関する専門高校ですので、生徒たちは他の高校生よりも広く、深く情報について学んでいます。本校で情報に関する基本的な知識・技能を身に付けた上で、さらに上級学校で自分の強みを持って社会に出て欲しいと考えています。
どの会場も生徒たちは講師の方の話を真剣に聞き、中には終了時間を過ぎても質問が終わらない会場もあるなど、それぞれに進学ということをじっくり考えることができたと思います。
全2回からなる進路ガイダンスが始まりました。第1日は、テキストを元に、生徒それぞれが将来の進路を考える時間です。
実際に働き始めて数年たつであろう10年後、上級学校を卒業して社会に出るであろう5年後、上級学校への進学を目前とする卒業年次と、生徒それぞれが将来の希望から逆算してイメージするワークショップがあり、生徒たちには、社会情勢の変化等を踏まえ、自分の将来を改めて考える大切な時間となりました。途中に挟まれる講師の過去の経験等の話も楽しかったです。
9月に開催した上級経営会計専門家・法務博士の荷口裕行氏の講話でも、10年後、20年後におけるIT人材の必要性について説明していただきましたが、より自分事として具体的に考えることができたと思います。
1年次合同LHRで「鬼ごっこ」をしました。この企画は、生徒たちが12月から調整を進めてきて、1月に実現したものです。
走るのに絶好な冬晴れの中、子となる生徒たちはグランド一杯を使って逃げ回り、ビブスをつけた鬼たちも必死になって追いかけます。中には運動靴を忘れて裸足で走り回っている鬼もいて、みんな夢中になって走り回っていました。
種目(?)決めから「鬼ごっこ」のルール作りまで、生徒たちが自分たちで考え準備してきたとのこと。これからも、生徒たちが自分たちで考え行動するプロセスを大事にしていきます。
校外学習で、株式会社ラックとチームラボプラネッツTOKYO DMMを訪問しました。
株式会社ラックは、東京都内に日本最大規模のサイバーセキュリティセンター《JSOC》を有するIT企業です。生徒たちはセキュリティ監視が果たす社会的意義や、情報セキュリティ最先端の現況について学ぶことができました。
チームラボプラネッツTOKYO DMMは、東京・豊洲にある「他者と共に、身体ごと没入し、身体で認識し、身体が世界と一体となる。」をコンセプトとした体感型のアートミュージアムです。プログラムによってリアルタイムで自動生成されるデジタルアートや、人の動きに合わせて変化し続ける展示に、生徒たちは新鮮な驚きを感じている様子でした。
ネットワークセキュリティとデジタルアートという分野の違いこそあれど、IT技術を活用した企業・施設を見学し、生徒たちには、自分自身の将来像を思い描く一助となる貴重な経験となったと思います。
これからも、生徒の可能性と視野を広げるための教育活動を大事にしていきます。
本日のITセミナーは、ASUS JAPAN株式会社の皆さんをお招きし、ゲーミングパソコンについて学びました。
生徒たちの中には、学校で使っているタブレット端末以外に、グラフィック性能の高い、いわゆる「ゲーミングパソコン」を所有し、自宅でゲーム等を楽しんでいる者も多くいます。ASUSは、ゲーミングパソコンやモニタ等で有名な台湾のPCメーカーで、信頼性の高いメーカーと評価されています。生徒たちもよく分かっていますから、最後まで講師の話を食い入るように聞いていました。
講演終了後には、社員の皆さんのところに集まって質問攻めにし、最後は記念撮影までしています。
友部高等学校3年生と合同で、スポーツフェスを開催しました。実施したのは、バレーボール、卓球、ジャンボジェンガの3種目です。
バレーボールは白熱した試合が続き、決勝戦は本校1年次同士の対戦となり、F組が勝利しました。卓球とジャンボジェンガは友部高等学校3年生が優勝しています。思いのほか盛り上がったのがジャンボジェンガでした。最高で50手くらいまでゲームが続き、これ以上無理ではというレベルまでジェンガを積み上げることができました。
スポーツフェスの最後は教員チームと生徒チームが対戦するバレーボールエキシビションマッチで締めて、楽しい1日となりました。
県内高校生を対象として開催された「NASEF FARMCRAFT® いばらきコンテスト 2023」(主催:茨城県、特定非営利活動法人 北米教育eスポーツ連盟 日本本部(NASEF JAPAN))において、本校蕾チームが最優秀賞を受賞しました。
映像審査を通過した3チームがコンテスト会場の水戸オーパに集まり、それぞれのプレゼンテーションの後に、最終順位が決定しました。
生徒たちはMinecraftのワールド中で農業体験を積み、茨城県の農業の課題やSDGsについて考え、機械化やデジタル化等のキーワードで解決策をまとめています。
また、別なチームがClubcraftとして最優秀チームに贈呈するトロフィーを製作しており、いつも一緒に活動している仲間に渡すことができました。
(令和5年12月11日追記)
映像審査に提出した作品が、NASEF FARMCRAFT® いばらきコンテスト 2023特設ページから公開されています。
社会人アメリカンフットボールリーグX2所属の茨城セイバーズの皆さんを体育のゲストティーチャーとしてお迎えし、2時間みっちりと、フラッグフットボールを楽しみました。
ウォーミングアップの鬼ごっこから始まり、ルールや作戦等も徐々に覚え、最後は簡単なゲームまでできました。生徒たちも夢中になってグランドを走り回り、間違いなく、今年一番の負荷がかかった授業となりました。それでも「またフラッグフットボールをやりたい」「セイバーズの最終戦に応援に行きたい」との声が多く、終了後も選手の皆さんと交流する姿がありました。
セイバーズの皆さん、お忙しい時期に来校していただきありがとうございました。また、最終戦も頑張ってください。
令和5年11月2日(木)に、令和5年度学校公開を開催しました。今年は笠間市内友部地区に回覧板でお知らせしたためか、これまでに経験ない59名もの皆さんに参加していただけました。
学校公開の詳細は、こちらをご覧ください。
笠間警察署交通安全課の和田課長に来校していただき「交通安全」について講話をいただきました。茨城県内では、コロナ禍の影響が小さくなり、人身事故や物損事故の件数が増え、その結果、交通事故により亡くなる方も増えているそうです。
和田課長から、多くの事故を処理してきた経験をもとに、主に自転車とバイクに係る安全運転のポイントを教えていただきました。一つ一つのことは当たり前のことですが、それらを日頃から気を付けることが大切になります。
特に、夕暮れが早くなっていますので、生徒たちには一層注意してもらいたいと思います。
7月に実施した「朝の声かけ運動」に続き、「さわやかマナーアップキャンペーン」を実施しました。
本校及び友部高等学校合同PTAの松本会長をはじめ多くの役員の皆様に来校いただき、生徒会役員も一緒になり、登校してくる生徒たちに声をかけることができました。
空もきれいに晴れ上がり、気持ちよく一日のスタートを切ることができたと思います。役員の皆様、ご協力ありがとうございました。
8月に開催した第1回学校説明会、9月に開催した授業体験会に続き、中学生を対象とした第2回学校説明会を開催しました。
学校説明会の様子は、こちらをご覧ください。
文化祭第2日は、クラス発表及び有志発表の日です。
F組は、担任の先生を被害者として殺人事件の謎解き映画を製作してくれました。だいぶ前から映像を撮り貯めていましたが、最後の編集にはだいぶ苦労したようです。M組は男子だけでシンデレラの出し物です。裏方も含めて全員がイヤホンを耳にし、ディレクターの指示の下で一斉に動いています。有志発表の最後には、友部高等学校3年生のファッションショーのお手伝いもできました。
来年はIT未来高等学校のみの文化祭で、君たちが主役です。何をしたいのか、みんなで考えていきましょう。
本校初の文化祭「友葵祭」を開催しました。第1日はクラス企画の日で、F組はカレーライスとパンケーキのお店、M組はスーパーボールすくい、射的、ヨーヨー釣りのお店です。カレーライスは売れ行きも好調で、ご飯がなくなってしまいました。
文部科学省初等中等教育局教科調査官兼国立教育政策研究所教育課程調査官の田﨑丈晴先生が、令和5年7月11日の1回目に続き、本校専門教科情報科に対するご指導のために来校されました。
本日ご指導いただいたのはpythonを使ったデータ分析の授業です。課題提示や説明も明確で、生徒たちが自分たちで教え合いながら、個々に作業を進めることができました。授業後の研究協議では、田﨑先生から様々な観点でご助言をいただき、本校の授業の方向性が見えてきたように思います。
徐々に情報科の専門科目も増えていきますので、引き続きご指導をお願いいたします。
IT未来高等学校1年次から生徒会役員7名、友部高等学校第3学年から生徒会役員5名を任命しました。彼らは、IT未来高等学校の新しい歴史をつくり、友部高等学校の最後の歴史を仕上げる中心メンバーです。
後期は、秋の文化祭、クラスマッチ、3月の継承式と考えなくてはならないことはたくさんあります。全校生徒を巻き込んで、学校生活をより良くするために頑張ってください。
大原医療ホテル観光専門学校水戸校(2024年4月より水戸情報ITクリエイター専門学校に校名変更予定)の講師の方をお招きし、第3回資格取得支援講座を開催しました。
今回は、ITパスポート試験に向けて品質管理手法についての講義です。QC7つ道具のうち散布図については、情報科において「データの分析」として学んでいるところでしたので、「授業でも習ったね」などの声もあり、理解しやすかったようです。
本講座は月1回程度のペースで進めています。
友部高等学校及びIT未来高等学校合同PTAの広報誌「ひいらぎ」No.90が発行されました。友部高等学校では学校ホームページから閲覧できるPDF版の発行が続いていましたが、今回は8ページの小冊子構成です。
写真は表表紙と裏表紙を見開きにしたもので、左側の表表紙にIT未来高等学校の授業風景、右側の裏表紙に友部高等学校の授業風景がレイアウトされています。中身も、たくさんの写真と記事を入れていただき、4月からここまでの学校の様子がよくわかる広報誌となりました。
松本会長、木村会長をはじめ広報委員の皆様、数回にわたる編集作業お疲れ様でした。ステキな広報紙をありがとうございます。
中学生を対象とした授業体験会を開催しました。
土日にもパソコン室や普通教室の更新工事が行われていますので、今回は特別棟から入場です。
授業の様子は、こちらをご覧ください。
笠間市が主催する「令和5年度秋の交通安全運動キャンペーンin道の駅かさま」に、本校生徒2名が友部高等学校生徒5名とともに参加しました。
生徒たちは、近藤慶一笠間市副市長や交通安全協会等の関係者の皆さんと共に交通安全啓発品を配布し、交通安全を呼びかけました。会場では、パトカー展示や酒酔い体験、模擬衝突体験、反射神経テストなども用意され、道の駅来場者に交じって、本校生徒も体験させていただきました。
本日から9月30日(土)までが、秋の交通安全運動期間です。 改めて、交通ルールとマナーを守り、交通事故の防止を心掛けるよう、生徒たちにも働きかけていきます。
荷口経営会計・法務事務所代表で上級経営会計専門家・法務博士の荷口裕行氏をお招きし、「自分が変われば未来が変わる ”なれる最高の自分”を目指せ」と題して、ITの世界へ踏み出し始めた生徒たちに対し、経営コンサルティングの立場から熱いメッセージをいただきました。
荷口氏は、「関心」を持つことの大切さについて丁寧に説いていただいた後に、日本経済の現状を踏まえ、本校が育成しようとしているデジタル人材の必要性について分かりやすく説明していただきました。ビジネスパーソンになるための本格的な内容でしたが、生徒たちにとってとても聞きやすいものでした。
講演後には、荷口先生へさらに掘り下げた内容を質問する生徒や、「まずは社会に関心を持つことから始めたい」「自分の将来を未来思考でよいものにしていきたい」「過去思考にとらわれ過ぎていたので、もっとチャレンジしていきたい」という感想を述べた生徒もいました。お忙しい中で、本校生徒のためにご準備いただきありがとうございました。
今年度2回目の防災避難訓練を実施しました。
今回は、笠間市消防本部友部消防署の皆さんにも参加していただき、火災発生を想定した避難訓練、救助袋による降下訓練、水消火器による消火訓練を行いました。避難訓練では、施設・設備の更新工事のため避難経路が一部制限されていましたが、第1回よりもスムーズに避難することができました。降下訓練は、初めて体験した生徒も多かったようです。消火訓練ではポイントを押さえた指導をいただき、生徒たちも良く理解できたと思います。
火事は、いつ、どこで発生するか分かりません。まずは、大声で火事であることを周りに知らせ、可能であれば初期消火に取り掛かるよう、教職員も含め、気を付けていきます。
令和5年度後期と令和6年度前期を任期とする生徒会役員選挙が行われ、候補者8名が立候補しました。本日は、オンラインで選挙演説を行った後に、投票を実施しています。
集計の結果、会長1名、副会長2名が選出され、会計2名は立候補者数が定数内のため信任投票となり、ともに信任されました。残る書記2名の調整をし、10月から本校初の生徒会執行部が発足します。
1年間よろしくお願いします。
(株)トランク代表の笹目亮太郎さんをお招きし、グラフィックデザインの仕事について、学生時代の話も含め、丁寧に紹介していただきました。
笹目さんは友部高等学校の卒業生であり、都内の専門学校に入学したことをきっかけに、デザインの世界に飛び込まれました。現在は、「本当にお客様に役に立つものを制作する」という信念のもと、県内の多くの企業をクライアントに持ち、時間をかけて丁寧に仕事をされています。
生徒たちは「「得意でなくても、好きなことに仕事で関われる」と聞いて希望が持てた」「「好きなものなら理由なく頑張れる」と聞いて、無理に言葉にしなければいけないと思っていたから、気持ちが楽になった」などの感想を述べています。
生徒たちの進路・職業に対する視野を広げていただき、ありがとうございました。
4月の開校以来、笠間市内の先生方から、「IT未来高校の授業を見たい」「コンピュータ部は何をしているのか」といった質問を多数頂いていました。それらのご要望にお応えする形で、笠間市教育委員会と連携し、笠間市内の小中学校の先生方向けに専門教科情報科の授業と、情報デザイン特講「デッサン」、コンピュータ部の活動等を見ていただく機会を設けました。
日頃の学校の様子、生徒たちの様子を見ていただくのが目的です。
専門教科情報科「情報産業と社会」は「知的財産権」に関する授業で、身近な例を元に各権利の概要を整理しました。情報デザイン特講「デッサン」は笠間市内在住の伊藤高麗子先生によるワークショップで、本日はトイレットペーパーのデッサンに取り組みました。コンピュータ部情報システムチームは情報オリンピックに向けた演習を行いました。コンピュータ部eスポーツチームはFARMCRAFTいばらきコンテスト2023に向けた打合せと、3D体験を実施しました。他にも、図書館で打ち合わせしているグループなど、本校の日常をご覧いただけたものと思います。
ご来校ありがとうございました。
大原医療ホテル観光専門学校水戸校(2024年4月より水戸情報ITクリエイター専門学校に校名変更予定)の講師の方をお招きし、第2回資格取得支援講座を開催しました。
今回は、ITパスポート試験に向けて業務監査やシステム監査手法等についての講義です。企業の諸活動(会計を除く)の業務活動や組織制度を監査する「業務監査」やシステムを総合的に検証・評価する「システム監査」は、生徒たちには馴染みがありません。
商業高校ではないので、企業の諸活動についても、初めて聞いた者がほとんどですが、「すごくわかりやすい講義で、楽しく学ぶことができました。」と答えてくれています。中には、「前回の復習として行ったアローダイアグラムの解説を聞いて、完全に理解しました。どんな問題でも解ける自信がつきました。」と答えてくれた生徒もいて、次回の講義も楽しみにしているようです。本講座は月1回程度のペースで進めていきます。
いばらきPUSHが主催する「オンライン心肺蘇生・AED教職員研修」を実施しました。ほとんどの教職員は、過去に心肺蘇生・AEDに関する研修を受講していますが、有事の際に躊躇なく迅速に対応するためには、繰り返し学ぶことが大事なことから、今回の研修を企画したものです。
1時間半の短い時間でしたが、豊後荘病院医師(救急専門医)の立川法正先生の講話に続き、皆で胸骨圧迫の実技実習を行いました。
本校では校内2カ所にAEDを設置し、万が一の事態に備えています。
茨城県教育委員会が主催するデジタル・シティズンシップ教育推進事業教員対象研修会を実施しました。
本校は情報科専科高校であり、情報科を学ぶ生徒たちには、デジタル社会、ネットワーク社会の一員として、よりよく生きていくための資質・能力を身につけることが求められています。
今回は、全教職員が一般社団法人メディア教育研究室代表理事今度珠美氏の講演をリモートで受講しています。情報科の教員だけでなく、共通教科の教員たちも勉強しています。
大学進学を希望している生徒を対象に、株式会社ベネッセコーポレーションの担当の方をお招きし、ガイダンスを実施しました。
本校は、2年次以降は、英語科、数学科、国語科などの共通教科も、専門教科情報科も選択科目が多くなっています。しっかりした進路意識がないと、自分にとって不都合な科目を選択してしまう場合もあり、特に、大学進学を希望する場合は注意が必要です。
今回は、それぞれに大学へ進学する意味を考えてもらい、各教科からも具体的な勉強法を伝授しました。明日から8月となりますが、この夏を大切にしてほしいです。
本日から7月28日(金)までの予定で、入学後初めての三者面談が始まりました。
4月からここまでの生活を振り返るとともに、次年度以降の履修計画をどうするのか、保護者の皆さんとも一緒に考える大事な機会です。本校は履修年限の選択が3年間か4年間、コースの選択が情報システムコースか情報デザインコースとあり、生徒たちの履修計画は大きく4つに分かれます。
途中で変更することは難しいですので、ご家族でよく相談し、決めていただきたいと考えています。
本日から、情報処理技術者試験の一区分である国家試験「ITパスポート試験」の対策講座が始まりました。水戸情報ITクリエイター専門学校の先生をお招きし、全8回でポイント解説を実施します。
本日は情報処理技術者試験の概要について説明を受けた後、マネジメント分野の講義を受講しました。内容は日程管理とコスト見積もりであり、生徒たちはPERT図やWBS、ガンチャートなどを初めて見たようですが、講師の説明を受けながら、過去問題に取り組みました。
ITパスポート試験の合格率は全体で5割、高校生で3割と言われています。受講した生徒は皆1年次で、チャンスはたくさんありますから、多くの生徒が在学中に合格できるよう支援していきます。
笠間市保健センターの保健師の方をお招きして、性に関する講話を実施しました。
6月に実施した生徒対象事前アンケートをもとに、生徒たちが抱く性に関する疑問や知りたいことを踏まえた内容で講演していただきました。加えて、妊娠・出産のしくみの説明や生徒が胎児の人形に触れる機会を設けていただいています。生徒たちは、「性に関する正しい知識を身に付けることが、お互いの心と体を守ることにつながると思った」などの感想を述べています。
引き続き、生徒が性に関する正しい知識を習得できる機会を設けるとともに、自分を大切にすること、相手を思いやる心を育てていきます。
本日、七夕の日に、正門付近にて、友部高等学校及び本校のPTAが主催する登校見守りを実施しました。
朝から強い日差しが指し込み、気温も30℃でしたが、生徒指導委員会を中心に多くの保護者の皆さんに来校していただき、宍戸駅または友部駅から歩いてくる生徒たちを迎えることができました。生徒たちは、保護者の皆さんからの声掛けに少し照れていましたが、いつもと同じく、元気に挨拶をしてくれています。
PTAの皆さんとの登校指導は、秋にも実施する予定です。
2年次以降のコース選択及び科目選択に関するガイダンスを開催しました。
本校は、3年間で卒業するコースと4年間で卒業するコース、情報システムコースと情報デザインコースを組み合わせ、大きく4つのパターンに分かれます。さらに、一部の教科・科目は選択授業になっており、生徒それぞれが自分の進路希望に応じて選択することになっています。
本日のガイダンスを皮切りに、生徒面談や保護者面談を実施し、丁寧に履修相談を進めていきます。
茨城県教育委員会が主催するディジタル・シティズンシップ教育推進事業のキックオフイベントがオンラインで開催されました。本校からは、定期考査前でしたが3名の生徒が参加しています。
生徒たちは「地域の魅力発信、地域振興を図るためのWebサイト作成」をテーマに活動します。県教委の支援を受けながら、ディジタル技術を活用し、積極的に社会参画する人材の育成に向けて取り組んで行きます。
笠間警察署生活安全課の小瀧さん、佐藤さんをお招きして、友部高校3年生、IT未来1年次を対象に情報モラル講話を実施しました。
最初に、SNSトラブルを扱った動画を視聴した後に、お二人からインターネットを利用する際の注意点等について説明を受けました。生徒たちは「わからないまま使って大変なことになるより、やり方などを知った上で使いたい」などの感想を述べています。
本校は、情報を受け取って満足することにとどまらず、積極的に情報を発信する人材を育成する学校です。インターネットの利用に係る基本的な行動規範やルールを学んだうえで、行動の善悪を自分で判断できるような人材を育てていきたいです。
文化デザイナー学院の丸岡修二先生による情報デザイン特講【チラシの部】第2回目です。今日からマルチメディア室を利用した実技講習となります。
これまで、Windows機を使ったプログラミング等の授業は行ってきましたが、iMacを使った本格的な講義は初めてです。Adobe Illastoratorを初めて触ってみるという生徒も多く、チラシの作成に特化したIllastoratorの使い方の講義を受けて、「もっと機能を知りたい」「どんどん使っていきたい」と感想を述べています。
まずはアプリの基本的な操作からですが、学校説明会で配付するチラシを作るという目的に向かって、空き時間もうまく活用して、頑張って欲しいです。
公益財団法人げんでんふれあい茨城財団が、県内の小・中・高等学校、義務教育・中等教育学校及び特別支援学校の児童・生徒の科学技術に関する興味・関心を高めるため、科学技術に係る調査・研究計画を公募し、優れた計画に対して助成金を支給する2023年度第26回げんでん科学技術振興事業の助成対象校に決定しました。
テーマ | 校内入退室管理システムの開発 |
グループ名 | ITMシステム開発チーム |
本校コンピュータ室6室(うち3室は今年度中の整備)の校内入退室管理システムの構築に向けて、チーム一丸となって取り組んでいきます。
文化デザイナー学院の丸岡修二先生をお招きし、情報デザイン特講【チラシの部】(全5回)が始まりました。情報デザインでは、情報の発信・伝達の方法について学びます。8月に実施される本校の学校説明会で配付するチラシを作成する上で、大切なポイントを丸岡先生から教えていただきました。
生徒たちは、「視線がもっとも集まる見せ場を意味するフォーカルポイントを意識すること」や「人の視線の流れを意図的にコントロールする視線誘導を意識すること」などを学び、「何気なく見ていたチラシの見方が変わった。」と感想を述べています。
【訂正】完成したチラシは第1回学校説明会で配布する予定でしたが、諸般の事情により9月以降に開催する説明会等での配布へ変更しました。(令和5年8月5日追記)
今年度は、友部高校3年生と合同で生徒会を運営することとしており、本日は、今年度の活動内容等を審議する生徒総会を開催しました。
前期の生徒会役員は友部高校の生徒が中心となりますが、後期はIT未来高校の生徒も連携して活動していくことになります。秋には文化祭も予定しており、IT未来高校らしい文化祭を考えていきます。
友部高校46年間の伝統を、新しい形で引き継いでいってもらいたいです。
1年次の生徒たちが、桃山学院大学の竹中章勝先生によるオンライン講義「情報デザインとコミュニケーション」を受講しました。これから情報デザインを本格的に学び始める生徒たちにとって、そのイントロダクションとなるものです。今回は、竹中先生の自宅からの遠隔授業となっています。
生徒たちは、「色や形、文字にはそれぞれ情報を訴求する力が異なることを実感できた」「ピクトグラムをはじめ、身の回りのデザインについて、ユーザー目線ではなく作る側の視点を知ることができた」などの感想を述べています。
今後、数回に渡って講義をいただく予定です。
友部高校と合同で避難訓練を実施しました。
大きな地震があったとの想定により、教室内で安全を確保した上で、避難場所となるグランドへ整然と移動できました。無駄なおしゃべりもなく、万が一の場合の行動を確認できたと思います。
秋には、消火訓練等も予定しています。
株式会社フォーカスシステムズの櫻井伸吾さんをお招きし、「SEの仕事ってなに?」というテーマで、IT業界で活躍されている方の仕事について伺いました。
生徒たちは、講義を聞く前は、「SEは技術力が一番大事」と思っていたようですが、櫻井さんから、「お客さんの要望を細かく聞き取り、システムとして実現していくためにはコミュニケーション力が一番大事。システムを作る目的が何かを常に意識し見失わないこと。」という話を聞いて、スキルだけではないことに驚いていたようでした。
まだ、IT業界で働くイメージが持てない生徒たちですが、本校で様々な方と触れ合うことで、徐々に理解してくれると思っています。
笠間市在住の伊藤高麗子先生をお招きし、情報デザイン特講【デッサンの部】(年間8回)が始まりました。
今回は情報デザインを学ぶ上で重要となるデッサンを基礎から学びます。
生徒に交じって、教員たちも学んでいます。
5月24日(水)~26日(金)に第1回定期考査がありました。
第1期生にとっては、高等学校入学後はじめの定期考査です。中学校時代は1日に多くの教科を受験していたようですが、高等学校では1日3教科程度を複数日にわたって受験します。
3日間お疲れ様でした。
4月24日から部活動が始まりました。
今年度は、新入生全員がコンピュータ部に入部し、情報システムチーム、情報デザインチーム、eスポーツチームの3チームに分かれて活動していきます。
他に、地域貢献活動をするJRC部もあります。
5月20日にPTA総会を開催しました。今年度は友部高等学校と合同で開催し、IT未来高等学校PTAと友部高等学校PTAが併存して、合同PTAの会長として友部高等学校PTA会長、同じく副会長としてIT未来高等学校PTA会長が就任することを承認していただきました。
友部高等学校第44期生及びIT未来高等学校第1期生のために、ご協力をお願いいたします。
総会前の授業参観には、たくさんの保護者の方々の参加があり、生徒の日頃の学習活動を見ていただくことができました。また、総会後には学級懇談を行い、今年度新しく整備したコンピュータ室も見ていただくことができました。早朝よりのご出席ありがとうございました。
令和5年4月12日(水)に県産業戦略部産業政策課eスポーツ推進担当リーダーの三嶋達典さんをお招きし、部活動説明会を開きました。
本校の部活動基本方針に則って活動することと、「生徒の主体性を重視した部活動を基本とすること」を説明し、JRC部、コンピュータ部の各チームの概要を紹介しました。
三嶋さんからは、県の施策である「いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト」について説明がありました。三嶋さんにお礼を述べた生徒をはじめ、eスポーツに興味を示している生徒はかなり多そうです。
4月10日(月)に学びの基礎診断(スタディサポートの国語・数学・英語)の試験を受検し、4月11日(火)からオリエンテーションが本格的に始まりました。
新しく改修された白を基調とした普通教室では、生徒たちは緊張した面持ちで、初めてのLHRに臨みました。
令和5年4月11日に対面式を行いました。
友部高校の3年生とIT未来高校の1年生が初めて顔を合わせる大切な行事です。生徒会活動や文化祭、クラスマッチなど様々な学校行事を一緒に行っていきます。
令和5年4月11日に、スクールカウンセラー(SC)の深谷佳子先生による「仲間作り」の授業を午前部と午後部のそれぞれで実施しました。
新設されたプロジェクトA室で、4~5名のグループで互いの意見を交わすなど、お互いのことをよく知ろうと積極的に活動する1年次生の様子が見られました。
令和5年4月7日に、森作教育長をはじめとする多くの方々にご臨席をいただき、開校宣言及び第1回入学式が挙行されました。新たな学校生活を思い描き、希望に満ちあふれた新入生65名の笑顔がとても印象的でした。IT未来高校の1期生として、新たな伝統を築き、何事も挑戦していってほしいと思います。
茨城新聞:https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16808635886170
東京新聞:https://www.tokyo-np.co.jp/article/243620
茨城放送:https://lucky-ibaraki.com/news_list/288514/
公益財団法人中谷医工計測技術振興財団が、小学校、中学校、高等学校等における児童・生徒の科学に対する関心を高めようとする授業やクラブ活動等に対して助成する科学教育振興助成の贈呈校に決定しました。
機関名 | 茨城県立IT未来高等学校 |
都道府県 | 茨城県 |
テーマ | ITを駆使した菊(ガーデンマム)の栽培装置の開発 |
1年次のITセミナーで取り組んでいきます。
令和4年9月14日付け朝日新聞朝刊茨城版で、本校の特徴を紹介する新聞記事が掲載されました。朝日新聞デジタルのリンクを参照ください。
朝日新聞デジタル 「IT未来」「サイエンス」どんな高校? 来春開校の2校特徴は(2022年9月14日)