今年度最後の授業(令和6年3月22日)

 今年度の授業が終了しました。4時限目で終了するF組はM組と合同で「体育」、6時限目で終了するM組は「情報の表現と管理」でした。

 「体育」は卓球、バドミントン、バレーボールに分かれ、ゲームをしています。ここまでゲームを積み重ねてきましたので、どの競技も、どの試合もラリーが続いています。「情報の表現と管理」は1年間の授業を振り返り、それぞれに振り返りシートを書いていました。4月から情報科の学びも本格化します。それぞれに、できることを増やしていきましょう。

 このブログは、生徒たちが頑張っている様子や学校の様子を発信するために5月に開始しました。1期生は様々なことに積極的に取り組んでいます。ブログに掲載するテーマもたくさんあり、平日は毎日更新することができました。年度切替で生徒の登校も少なくなりますので、しばらく更新をお休みし、新年度から再開します。

動くWebアプリコンテスト(令和6年3月21日)

 N予備校が主催する動くWebアプリコンテスト2023冬のマスターコースにて、金子拓夢さんが健闘賞を受賞しました。

 本校はN予備校が提供するオンライン教材を採用しており、大学受験講座だけでなくプログラミング講座も利用できます。

 金子さんは入学前からWeb関連の技術を磨いており、今回は、サーバのCPU使用率の監視やコマンドラインからコマンドを入力できる簡易管理ツールを制作しました。金子さんは「どのようにセキュリティの強度を高めていけばいいのかを考えることで、自分が大きく成長した」と述べており、本校の授業も本格化することから、更なる飛躍を期待しています。おめでとうございます。

 

茨城県経営者協会の皆さんが来校(令和6年3月19日)

 3月13日(水)に茨城県経営者協会の事務局の皆さんが学校視察に来校されました。同協会には、いばらきP-TECH(いばらきIT人財教育モデルP-TECH)でもお世話になっています。

 今回は、学校概要説明、授業及び施設見学の後に、次年度に予定する県内企業向けの企画について協議しました。

 本校は全国21校しかない情報高校の1校ですが、県内企業向けのPRがまだまだ不足していることから、同協会に協力していただく予定です。

正門の校名板(令和6年3月18日)

 3月になり、正門の校名板を直しました。先日まで「茨城県立友部高等学校」となっており、本校の校名は別に金属板で設置していました。校名板を入れ替え、金属板を撤去しています。

 パソコン実習室の工事も最終段階を迎えています。4月の新入生の受入れに向けて準備を進めていきます。

 

笠間市学校運営協議会(令和6年3月15日)

 3月13日(水)に、笠間市教育委員会主催笠間市学校運営協議会が開催されました。笠間市立小学校・中学校・義務教育学校は、全校に学校運営協議会が設置され、一部の学校は学校運営本部も設置されています。本日は、各学校運営協議会の代表の方が集まり、今年1年間の活動について情報交換をされています。県立高等学校も、将来的にコミュニティ・スクールへの移行が予定されていることから、小中学校の状況を伺うために参加させていただきました。

 学校により学校運営協議会の形態は様々ですが、地域とのつながりが強いですから、活動内容もそれぞれに工夫されています。まさに、地域からすれば「おらが学校」というところでしょうか。

 本校は、現1年次をみると、その出身校が県内44市町村中19市町の40校の中学校・義務教育学校となっており、小規模校としては、広域から生徒を集めている学校です。本校なりの地域とのかかわり方を考えていきたいと思います。

今年度最後の資格取得支援講座(令和6年3月14日)

 3月12日(火)に、今年度最後の資格取得支援講座がありました。あいにくと、降雨による交通機関への影響が予想されたことから、途中で切り上げています。

 本講座は大原医療ホテル観光専門学校水戸校(2024年4月より水戸情報ITクリエイター専門学校に校名変更予定)の方にお願いし、月に1回のペースで情報技術者試験対策を行ってきました。

 1年間お世話になりました。次年度もよろしくお願いいたします。

校章及び校歌(令和6年3月13日)

  3月6日(水)の茨城県立友部高等学校継承式で挨拶したとおり、友部高等学校の校章及び校歌を本校の校章及び校歌として引き継ぎます。それぞれの制定の経緯も含めて、本校のWebサイトに掲載しました。

【掲載場所】トップページ > 学校案内 > 校章、校歌

生徒の自主性とは(令和6年3月12日)

 このところ、校長室に企画書を持参する生徒が増えています。

 本校は「豊かな人間性と起業家精神を兼ね備えた、次世代を担うIT人財を育成する」を教育目標としています。そのためには、専門性の向上はもちろんですが、毎日の学校生活の中で、自分たちが住んでいる、あるいは学んでいる地域の中で、自ら社会課題を見つけ、課題解決に向かってチャレンジしたり、他者との協働により解決策を探求したりすることが大事です。

 今回の提案は、いずれも学校生活の中で彼らなりに課題を見つけ、学んでいるITを活用して解決しようとしている企画です。少し助言しましたが、その実現に向けて応援していきたいと考えています。また、新たな企画も待っています。

電子機器組立て実習:生徒の感想(令和6年3月11日)

 

 

 

 

 

 2月15日(木)に続き、2回目の電子機器組立て実習を2月22日(木)に開催しました。1回目の実習は雪だるまの絵がかかれたプリント基盤の上でLEDが点滅する電子回路でしたが、2回目は回路が複雑になってます。

 生徒たちは2回目の実習ですので、はんだ付けの要領もつかみ、スムーズに作業が進んでいきます。終了後には「実技指導が分かりやすく、内容も楽しく進めることができたが、もっと回数を増やして欲しかった」「はんだ付けのコツをつかむことができ、気持ちよかった」「中学時代よりキレイにはんだ付けができ、回路も動くことも確認出来て、とても楽しかった」「電子回路についても、もっと勉強したい」と感想を述べています。

 身の回りの電子機器や電化製品には、はんだ付けされている部分があります。それらの性能そのものを決定づけるほど重要な技術だとも言えます。将来、デジタル「ものづくり」にかかわることを希望している本校生徒にとっても必須の技術だと考えています。

水戸地区PTA連絡協議会事務局の引継ぎ(令和6年3月8日)

 本校PTAは、併設する県立友部高等学校PTAと共に、水戸地区高等学校PTA連絡協議会の令和5年度事務局を担当してきました。開校初年度なのでPTA活動も手探り状態で進める中、保護者の皆様に多くのご協力をいただき、春の総会、秋の研修会と無事に終えることができました。PTA会員の大変お世話になりました。

 来年度は第73回全国高等学校PTA連合会大会2024茨城大会があり、合同PAT松本会長(県立友部高等学校PTA会長)が実行委員会の副実行委員長であり、第1分科会への動員も予定されています。引き続き、本校PTA活動へのご協力をお願いいたします。

友部高等学校が閉校(令和6年3月7日)

 3月6日(水)は、茨城県立友部高等学校卒業式に続いて継承式を執り行いました。この場で、本校にとっても大切なことを公表しています。継承式での式辞から転載します。


 茨城県立友部高等学校は、昭和53年4月に、学年6クラスの高等学校として開校しました。
 当時の新設校にはよくあることですが、校舎は仮のもので、グランドも整備されておらず、生徒と教職員が一緒に砂運びをしたそうです。この体育館も完成したのは2年目であり、それまでは隣の格技場で代用していたそうです。それでも、「新しい学校をつくる」という生徒及び教職員の思いは強く、開校後に制定した校訓
「明日の社会を担う責任ある大人として 明るく 豊かに たくましく 前進しよう」にも、
その思いは反映されています。
 県立学校の中で、こんなにも素直で、生徒及び教職員の思いが強く込められた校訓はないと思います。

 それは、開校2年目に制定された校歌にも言えます。歌が素晴らしいのはもちろんですが、作詞をされた土谷紀行さん、作曲をされた群司保利さんが本校の第1期生で、制定当時は高校2年生だったことを知り、生徒と教職員が互いを信じ、一致団結して、日々の教育活動を行っていた様子が目に浮かびます。
 県立学校の中で、生徒が応援歌を創った学校はありますが、生徒が校歌そのものをつくった学校はないと思います。

 また、校章については、開校準備にあたっていた先生方が知恵を絞りました。あれこれ悩んだうえで、手元にある式次第にも書かれている通り、ここ宍戸の地に宍戸藩松平家の居城があったことから、三ツ葉葵をデザインした校章を考えたそうです。
 全国を見ても、三ツ葉葵をベースに校章としている学校は非常に珍しいと思います。

 さらに、本校の敷地はひいらぎの林を切り拓いてつくったもので、後ろには県立笠間自然公園が控え、近くにも白鳥の湖と北山公園があり、緑豊かな自然環境に恵まれています。
 校長室からキツツキが木を啄む音が聞こえますし、駅から歩いて行ける距離に山と湖がある自然公園は他にないと聞いています。

 この素晴らしい環境で、友部高等学校第44期生の皆さんは3年間学んできました。でも、先ほどの卒業式で、開校以来46年間の友部高等学校の歴史は閉じました。

 しかし、その伝統は途切れることなく、4月で開校2年目となるIT未来高等学校が受け継ぎます。
 さらに、友部高等学校の開校に向けて尽力された地域の皆さんの思い、第44期生の皆さんも含めて、同窓生の皆さんの母校に対する思い、生徒のために日々の教育活動に取り組んできた歴代の教職員の皆さんの思いを受け止め、友部高等学校の校歌及び校章を、IT未来高等学校の校歌及び校章として大切に守っていきます。

 友部高等学校同窓生の皆さんには、引き続き、IT未来高等学校へのご支援とご協力をお願いし、継承式の挨拶とさせていただきます。

友部高等学校第44期生が卒業(令和6年3月6日)

 本日、茨城県立友部高等学校卒業式があり、春から一緒に学校生活を送ってきた第44期生24名が卒業します。また、在校生が卒業したことにより、友部高等学校もその歴史を閉じます。

 課程も学科も違うので、学校行事等は一緒に活動しても、日頃の関りは少なかったように思います。でも、同じ校地、同じ校舎で学んだ仲間かつ先輩として、本校及び後輩たちを応援して欲しいと願っています。

 茨城県立友部高等学校第44期生の皆さん、卒業おめでとうございます。

全国中学高等学校ライフイズテックレッスンコンテスト(令和6年3月5日)

 ライフイズテック株式会社が主催する「全国中学高等学校ライフイズテックレッスンコンテスト2023冬の部」の結果が発表され、本校生徒たちが入賞しました。

 本校は同社が提供する教材「ライフイズテックレッスン」を活用しており、生徒たちは、授業で学んだ問題解決の考え方と、それを解決するためのプログラミングスキルを駆使して制作したオリジナルWebサイトを応募しました。もちろん、授業中だけは完成しませんので、放課後や自宅で作業を続け、それぞれに工夫したWebサイトを作成しています。

 入賞した5名の皆さん、おめでとうございます。全ての生徒の皆さん、お疲れ様でした。

いばらきP-TECHキャリアセッション(令和6年3月4日)

 2月21日(水)に県立勝田工業高等学校で、同校1年次生を対象とした「いばらきP-TECHキャリアセッション」が開催されました。

 いばらきP-TECH(いばらきIT人財教育モデルP-TECH)は、県立高等学校及び県立産業技術短期大学校(IT短大)での5年間を一貫した学びととらえ、IT人財の育成を目指す連携教育プログラムのことです。令和3年度の県立水戸工業高等学校情報技術科から始まり、今年度からは連携校が本校を含めて6校になりました。

 本日のキャリアセッションは、県立勝田工業高等学校及びIT短大の両方を卒業したIT技術者をお招きし、IT技術者としてのキャリアを紹介していただくとともに、勝田工業高校生徒及びIT短大学生を交えたディスカッションも実施しています。

 本校が目指す「豊かな人間性と起業家精神を兼ね備えた、次世代を担うIT人財」の育成に向けて、本校でも連携した教育活動を本格化させていきます。

日本計算工学会オンライン講演会:生徒の感想(令和6年3月1日)

 2月16日(金)に開催した坪倉先生のオンライン講演の感想が集まってきました。

 初めてシミュレーションの仕組みを知った生徒も多く、「実際に実験等を行うよりも、数値を変えるだけで疑似的に再現でき、時間もコストもかからず効率的」ということに驚いている生徒が多かったです。その具体例として、坪倉先生から「エンジンの仕組みのシミュレーション」から「飛沫のシミュレーション」への応用を紹介していただき、より理解も深まりました。

 また、坪倉先生が講演中に語られていた「コンピュータは、未来を予知するモノではなく、未来をより良くするモノ」「それぞれが持っている専門的な知を集め、統合知を実現する情報学」ということは、多くの生徒にとって、これまで意識したことがない視点で、非常に新鮮だったようです。中には、自分の進路について視野を広げて考え始めた生徒もいます。

 生徒たちは3年次の春に「富岳」を訪問する予定です。坪倉先生には、お忙しい中でご講義いただきありがとうございました。

入学者選抜が始まりました(令和6年2月29日)

 令和6年度入学者選抜が始まりました。本校では2月28日(水)に学力検査、29日(木)に特色選抜面接を実施します。今年も県内各地から受検生が集まってくれました。

 初日は朝から日差しが強く、温かい一日でしたが、受検生の皆さんは慣れない環境で緊張したと思います。お疲れ様でした。

学習成果発表会:発表資料の巻頭言から(令和6年2月28日)

 ここまで、学習成果発表会の主役である生徒の感想や、参加された保護者の皆さんの感想を紹介してきましたが、学習成果発表会の開催にあたり、開会あいさつで生徒の皆さんへ問いを投げかけました。発表資料から転載します。


 皆さんは、この10カ月で何ができるようになりましたか?
 本校の教育目標が「豊かな人間性と起業家精神を兼ね備えた、次世代を担うIT人財を育成する」であることは、入学前から理解していたと思います。このうち「起業家精神」については、入学式において「常に新たな自分にチャレンジすること」「積極的に社会に出ていくこと」と説明しました。さらに「自分にチャレンジ」についても「自分の課題を克服する努力を続けること」とし、「本校で身に付けたITスキルを武器として、社会に出ていくこと」を求めました。皆さんにとって、本校に入学したこと自体が「チャレンジ」だったかもしれません。でも、チャレンジの成果として、新たにできるようになったことがあるのではないですか。
 4月の入学当初と比べてみてください。ITスキルについて、できるようになったことが必ずあるはずです。必ず成長しているのです。それを自分の言葉で語り、いただいたご意見・ご指導をしっかりと受け止めること。これが皆さんの本日の目標です。

 ITスキルという武器を磨くことができるのは自分自身だけです。待っていても、誰も手を貸してくれません。他の人と比較する必要もありません。自分が目指すものをイメージし、そのために何が必要なのか考え、努力すること。これが皆さんの明日からの目標です。

 改めて問います。皆さんは、これからどんなチャレンジに挑みますか?


 生徒アンケートを見てみると、それぞれに1年間の学びに対する満足度は高く、逆に満足度が低い生徒は自分の学びを反省するコメントがついていました。焦らず、じっくりと日々の学習や課外活動、部活動等に取り組んでほしいと願っています。

 

学習成果発表会:生徒の感想から②(令和6年2月27日)

 2月14日(水)に開催した学習成果発表会では、自分のプレゼンテーション等にいただいたご意見について考えた生徒や、外部からの意見を受けて、次に向けて改善しようという感想を述べる生徒も多かったです。

  • たくさんの保護者の方、先生とお話ができてよかった。そして、自分がこの一年間何をしてのかを改めて振り返り、新たな課題を見つけることができた。
  • 発表を通して、自分では気づかなかったより工夫できる点や、逆に少し使いずらい機能などを指摘していただき、改善策も教えていただけました。利用者目線の意見はとても貴重だと思うので、またWebページを作る機会があれば生かしたいです。

 情報システムにしても、情報デザインにしても、ユーザーあってのモノです。「聞く力」は大切だと思います。

学習成果発表会:生徒の感想から①(令和6年2月26日)

 2月14日(水)に開催した学習成果発表会について、生徒たちの感想が集まってきました。主なものを紹介します。

  • 周りのみんなが知らないところ、見てないところで様々な成果をあげているということを知って負けてられないと思った。
  • 自分が分からないところで皆がどのような活動をしているかを詳しく聞くことができたので、内容により関心を持ちました。

 まだ1年次ですので、情報科の授業は基本的な内容が多く、その理解の差をはっきりと意識することは少なかったのでしょう。今回の学習成果発表会では、課外活動の成果や、部活動の実績、コンテスト・コンクール等の活躍を紹介し、授業以外での活躍を知ることができたので、自分自身の学びを改めて振り返った生徒が多かったように思います。

大学生チューターが来校(令和6年2月22日)

 2月20日(火)に、株式会社スクーミーの皆さんが来校しました。

 3月27日(水)に開催される全国高等学校eDIY選手権大会2024ダイフェスタに向けて、先日紹介していただいた農家兼エンジニアのトレーナーの方に加えて、県内の大学院生・大学生をチューターとして紹介していただきました。SNS等を介して定期的に指導していただけるとのこと、手厚いサポートに感謝します。

 生徒たちは、今回のシステム開発に使う入出力デバイスも決まってきたようです。3月のコンテストに向けて頑張りましょう。

PTA運営委員会(令和6年2月21日)

 2月16日(金)に今年度最後となるPTA運営協議会をオンラインを併用したハイブリッド形式で開催しました。年度初と比べれば、必要な機器も揃い、運営もスムーズになりました。

 今回の内容は、1年間の活動を振り返り、次年度に向けて準備を始めるためのものです。併設する友部高等学校は、3月6日(水)に卒業式及び継承式を開催し、その歴史を閉じます。友部高等学校PTAと本校PTAは、合同PTAとして今年一年間一緒に活動してきましたが、5月の総会をもって合同PTAを解消し、本校PTAのみで活動することになります。

 全年次が揃うまでは活動の制約や変則的な運営があると思いますが、生徒たちのために、その教育環境を一緒に考えていきたいと思います。

情報デザインの授業(令和6年2月20日)

 本校は、1年次に情報科の共通科目として「情報産業と社会」「情報の表現と管理」の2科目を履修し、三修希望者は2年次から情報システムコースと情報デザインコースに分かれ、それぞれのコースに関連する情報科目の選択履修が始まります。情報デザインコースの選択科目は「コンテンツの制作と発信」「メディアとサービス」です。3年次には共通科目として「情報デザイン」の授業もあり、より専門的な学びになっていきます。

 2月14日(水)に開催した学習成果発表会でも、麗澤大学の宗健先生から「情報デザインは相手にどう伝わるかが大事。センスを大切にし、編集を意識しよう。」とのコメントをいただきました。同じく参加された保護者の方からも「デザインはその時代を表す。現代を生きる生徒たちには、たくさんのモノを見て、数多くの発想を持ったデザインを残して欲しい。」とのコメントをいただいています。

 いただいたご意見も参考にして、次年度以降の準備を進めてまいります。

学習成果発表会:参加された保護者の感想(令和6年2月19日)

 2月14日(水)に開催した学習成果発表会には、たくさんの保護者の方々に参加していただきました。主な感想を紹介します。

  • 子どもたちの個性豊かな学習内容をイメージすることができました。
  • 高校生らしく笑いを交えての発表は微笑ましかったです。
  • eスポーツは単にゲームで戦うと思っていましたが、SDGsや県の特徴等についても考えて取り組まれていることを知ることができてよかったです。(同様のコメントは宗健先生@麗澤大学からもいただきました。)

 発表した生徒一人一人の良かった点を挙げていただいた方もいて、少しタイトなスケジュールではありましたが、生徒の学びの成果を報告できて良かったです。

 一方で、「見せ方次第で違う印象になる可能性もある、センスが問われます。」「発表者の伝達力の向上も必要」との指摘や、「早めに日程等の案内が欲しい。」との要望、会場環境の改善提言もいただきました。

 学校としても今回の学習成果発表会は手探りでの開催でした。いただいたご意見を参考にしながら、次年度の開催に向けて工夫していきたいと思います。ご参加ありがとうございました。

学習成果発表会:オリジナルWebサイト製作(令和6年2月16日)

  2月14日(水)に開催した学習成果発表会では、授業で取り組んだオリジナルWebサイトも紹介しました。発表会資料に生徒全員のコメントを掲載した上で、会場でも一部の生徒の作品をタブレット端末で紹介しています。

 今回の作品は「情報の表現と管理」において採用しているライフイズテックレッスンで学んだスキルを活かして製作したモノで、ライフイズテックレッスンコンテスト2023冬の部に応募しています。

 写真は中学時代の担任の先生に、自分の作品を紹介している生徒です。先生からは「自分の好きな道に進み、自分のやりたいことを勉強している姿がとても輝いていました」とコメントをいただいています。忙しい時期に参加していただき、ありがとうございました。

学習成果発表会:自動潅水装置(令和6年2月15日)

 2月14日(水)に開催した学習成果発表会では、生徒たちが製作した自動潅水装置も全て紹介しました。製作したチームごとに装置と説明文を並べ、メンバーの1人が説明します。RaspberryPiとモーター、タンク等の基本的な部品は同じですが、プログラムやパッケージ等はチームごとに工夫しています。

 残念ながら、仕様通りにきちんと稼働したモノは多くなく、プログラムの修正が必要なモノ、結露の影響で動かなくなったモノ等、完成させて分かったこともたくさんありました。自分たちで解決できたチームもありましたが、課題を抱えたままのチームもあります。

 「ものづくり」は最初から成功するとは限りません。何が原因で、どうすれば解決するか考えることも大切です。成功したことも失敗したことも含めて、自分たちの経験を後輩に伝えていきましょう。

能登半島地震義援金(令和6年2月14日)

 JRC部の生徒たちが1月13日(土)にイオンモール水戸内原で開催されたイベントと校内で行った募金活動で集めた13,678円を、能登半島地震義援金として茨城新聞文化福祉事業団に届けました。

 2月9日(金)に茨城新聞社笠間支局の方に来校していただき、今回の活動を担った友部高等学校3年生と本校1年次のJRC部員が取材を受けています。

 今回の募金活動は、冬休み明けに生徒たちの発案で始まったものです。学校規模が小さく、金額も少額ですが、彼らの思いが被災された方々に届くことを願っています。

資格取得支援講座(令和6年2月13日)

 2月6日(火)に、7回目の資格取得支援講座を開催しました。

 この日は、前日から早朝にかけて降った雪の影響で学習室が冷え切り、エアコンの効きも良くなかったです。生徒たちは上着を着ながら講義を受けています。講義をのぞいたときは、CEO(Chief Executive Officer)、CIO(Chief Information Officer)、CTO(Chief Technology Officer)、COO(Chief Operating Officer)の違いなどを確認していました。起業を考えている生徒もおり、「校長はCEO?」などの質問も出ていました。

 この講座も残すところ3月の1回のみです。そろそろ受験準備を始めましょうか。

情報オリンピックを受験した生徒の感想(令和6年2月9日)

 今年は、第23回日本情報オリンピック(JOI 2023/2024)の一次予選を9名の生徒が通過して二次予選に臨み、日本情報オリンピック第4回女性部門(JOIG 2023/2024)には4名の生徒が本選に臨みました。

 JOIG 2023/2024で敢闘賞を受賞した神戸さんは、「比較的簡単な2問は絶対に解き、難しい3問目以降は部分点を取れるようにすることを目標にしたら、敢闘賞をいただけたのでとても嬉しかったです。しかし、ここで満足せずに次は優秀賞目指して頑張りたいです。」と、来年への決意を述べています。

 情報オリンピック二次予選に出場した生徒は、「最後の数分に思いついたコードを入力しましたが、出力結果が思うようにできず、そのまま二次予選は終わってしまいました。けれど、そのコードには手応えがありました。だからこそ、自分にはできるかもしれないという希望を持って、今年よりも良い成績が収められるように来年はもっと練習して取り組みたいです。」と決意を新たにしたり、「二次予選から難しい問題ばかりだったため、この学校でもっと PythonやC++を学びリベンジしたいです。」とプログラミングを学ぶ目的を明確にしています。

 今回予選を通過できなかった生徒も含めて、皆さんにはまだチャンスがあります。みんなで頑張りましょう。

学校評議員会(令和6年2月8日)

 2月6日(火)に学校評議員会を開催しました。大雪の影響で欠席された学校評議員の方もいましたが、出席された学校評議員の皆さんから、併設する県立友部高等学校の学校評価結果も含めて、授業における生徒の様子、ICT活用を含む授業改善、地域の皆さんとの交流等について、たくさんの指導・助言をいただきました。

 4月からは、県立IT未来高等学校単独となります。頂いたご指摘を踏まえ、学校運営に取り組んでまいります。ご出席ありがとうございました。

スクーミーの開発環境(令和6年2月7日)

 全国高等学校eDIY選手権大会2024春を主催する株式会社スクーミーから、生徒たちが開発するシステムに関連したセンサーや小型コンピュータ等を詰め合わせたスクーミーキットが届きました。

 2月1日(木)には、同社が提供するメタバース空間を体験し、開発作業をサポートしてくださるトレーナーの方と交流できました。農家兼技術者という、本校にとって最適なトレーナさんです。きめ細かい同社のご配慮に感謝します。

 大会本番まで残り2カ月です。自分たちのアイデアをどこまで組み込めるか、頑張りましょう。

降雪の影響を心配しましたが(令和6年2月6日)

 2月5日(月)午後から6日(火)の明け方にかけて大雪が心配されました。6日朝の時点で学校周辺に多少の積雪は見られますが、交通機関の乱れは確認できず、生徒の通学に影響はないようです。

 今回の雪では、予防的措置での交通機関の規制が目立ちます。結果的には、生徒が利用する県内公共交通機関は対象とならず、本校としては一安心しています。

 6日は3時限からの授業開始としています。気を付けて、無理をせず通学して欲しいです。

Joyo High school テックコンテスト(令和6年2月5日)

 2月1日(木)に、常陽銀行が主催する第3回 Joyo High school テックコンテスト2次審査がオンラインで開催されました。

 本校生徒は、画像認識を活用した入力デバイスをエントリーしました。4月からプログラミングを学び始めた生徒ですが、性能向上のために様々な工夫をしたり、友人に使ってもらった時の意見をもとに改良したりして、ほぼプロトタイプを完成させています。本日のプレゼンテーションでは、その魅力や特徴をしっかりと伝えることができたと思います。

 本コンテストの結果発表は今月中旬とのこと。入賞を期待していますが、審査員の方からどのようなコメントを頂けるのか楽しみに待ちたいと思います。

進路ガイダンスの感想(令和6年2月2日)

 1月17日(水)、24日(水)に開催した進路ガイダンスについて、生徒たちの感想が集まってきました。

 大学・専門学校等へ進学することのメリット・デメリットを聞いた生徒は、「何をすればよいか分からなかったが、今やるべきことが、だんだんと明確になってきた」と述べています。デザイン業界の話を聞いた生徒は、「デザインは私たちの生活を楽しくさせてくれる」という言葉が心に残ったようで、コミュニケーション手段としてのデザインの大切さに気付いたようです。システム開発関係の話を聞いた生徒は、「高卒就職を考えていたけど、進学もありかなと思う」と述べ、オープンキャンパス等への参加を考え始めました。

 生徒たちは、4月から授業や課外活動等でITについて学び、多くの専門家の方の話を聞いてITという仕事について漠然と考えてきました。来年度は選択授業も多くなり、それぞれの希望に応じて履修パターンも細分化されていきます。今回のガイダンスは、生徒それぞれに自分自身を振り返る大切な時間になったようです。

学習成果発表会まで8日(令和6年2月1日)

 2月14日(水)に学習成果発表会を開催します。専門高校では課題研究発表会がよく行われますが、本校は課題研究を令和7年度から開講するため、今年度は4月からの学びを発表する学習成果発表会としました。学校としても初めての試みなので、今回は主に保護者向けに公開します。

 総合的な探究の時間に相当するITセミナーで取り組んできた自動潅水装置の開発報告、コンピュータ部3チームの活動報告、世界大会への出場が内定しているFARMCRAFT®いばらきコンテスト2023参加メンバーの結果報告、デジタル・シティズンシップ教育推進事業参加メンバーの活動報告、ライフイズテックレッスンコンテスト2023に応募する生徒オリジナルWeb サイトの紹介、イオンモール水戸内原で開催したイベントで好評だったVRゴーグルでの教室紹介の展示などを予定しています。

 定期考査も終了しましたので、残り8日間の授業日は学習成果発表会の準備に集中しましょう。

デジタル・シティズンシップ教育推進事業成果発表会(令和6年1月31日)

 1月24日(水)に、デジタル・シティズンシップ教育推移事業成果発表会が開催されました。同時間帯で別に開催されている県教委主催のIBARAKIドリーム・パス事業プレゼンテーション大会の中で、デジタル・シティズンシップ教育推移事業参加校5校がオンラインでプレゼンテーションをしました。

 本校生徒は、ここまでの活動を振り返るとともに、現在取り組んでいる地域のお祭りを紹介するWebページ作成について報告しました。他4校もWebベースの活動を行っており、中にはゲームやアプリの作成やSNSの活用等を考えている学校もあります。

 生徒たちは、年間を通した活動について「いろいろなモノを見れたし、体験できたので、自分の視野が広がった気がする」「普段なら気付かない技術的な発見があって楽しかった」などの感想を述べています。また、現在取り組んでいるWebページ作成についても、コンテンツに関連して「今まで知らなかったことを知ることができた」「他の学校のWebページで、ステキなデザインがあったので、参考にしたい」などの感想を述べており、その充実を考えているようです。

 地域課題の解決を目的に始まった取り組みですので、継続することが大事になります。現在、笠間駅周辺のコンテンツ作成に取り組んでいますが、いずれは笠間市全域の紹介を考えて欲しいと思います。

全国高等学校eDIY選手権大会2024春へエントリー(令和6年1月30日)

 3月27日(水)に開催される全国高等学校eDIY選手権大会2024春に向けて生徒たちが動き出しました。

 この大会は、株式会社スクーミーが提供するスクーミーキットを用いて、自分たちで考えた課題を、テクノロジーを駆使して解決する方法を考え、実践した一連の取り組みを発表するものです。

 生徒たちは、手始めに、過去に開発した装置をスクーミーキットを用いて改良することを考えているようです。その先で作りたいモノを語る生徒もいますので、どんなモノが出来上がるのか楽しみにしています。

令和6年度の学習者用端末のOS(令和6年1月29日)

 令和6年度の各県立高等学校等が推奨する学習者用端末のOSが県教育委員会のWebサイトで公開されています。
https://kyoiku.pref.ibaraki.jp/gakko/highschool/gakuryoku/ict-education/device/

 本校は、「Chrome、iPad、Windowsのいずれでもよい」としており、今年度入学生の様子を見ても、それぞれ3分の1程度になっています。主にクラウドベースの教材を利用していますので、OSの違いによる影響は少ないです。

 「いつ購入したらいいのか」とのご質問をいただくこともありますが、3月の合格者説明会で購入方法等をご案内する予定です。また、中学時代に使っていた端末や中古の端末を持参する生徒もいますので、慌てずにお待ちください。

定期考査(令和6年1月26日)

 本日26日(金)から、土日を挟み4日間の定期考査が始まります。今年度最後の定期考査です。

 1月になり、イベントの準備や運営、成果発表会の準備や発表等と、それぞれに忙しい日々を送ってきましたが、この4日間は定期考査に集中して欲しいと思います。

 定期考査が終われば、来月14日(水)の学習成果発表会が待っています。その準備を通して4月からの学びを振り返り、それぞれに何できるようになったのか、この先どうするべきなのか、考える時間としましょう。

NASEF CHALLENGE CUP(令和6年1月25日)

 1月21日(日)に、EIKOデジタル・クリエイティブ高等学校を会場に、NASEF JAPAN CHALLENGE CUP INTERNATIONAL in IBARAKIが開催され、本校生徒がビギナー部門に参加しました。使用タイトルは、LEAGUE OF LEGENDSです。

 試合は、オンラインで参加した県外の2校と対戦し、残念ながら負けてしまいました。まだまだ、県外の実力校との力の差は大きと感じています。

 EIKOデジタル・クリエイティブ高等学校は、本校と同じく令和5年4月に開講した新しい学校です。素晴らしい環境でプレイさせていただき、ありがとうございました。

ドライビングシミュレータを導入(令和6年1月24日)

 ドライビングシミュレーターを導入しました。

 12月17日(日)に開催された「eスポーツ×ゴウセツ in 日立」や1月13日(土)に開催された「学フェス@イオンモール e-スポーツアカデミー」でも体験し、生徒たちからは「うちの学校にも欲しい」と言われていたものです。

 先日報告したユニフォームと併せて、笠間市からいただいた部活動支援金を使わせていただきました。部の設立直後に環境整備費用まで支援していただいた笠間市に感謝しています。

 放課後にたくさん練習したいところですが、週末から最後の定期考査ですので、しばしお預けです。

ぷよぷよプログラミング(令和6年1月23日)

 1月21日(日)に、県教委主催プログラミング・エキスパート育成事業第3回交流会が、本校を会場に開催されました。今回は県内から9名の中高生が集まり、クラウド上の教材を使ってプログラミング体験を行っています。

 使っていた教材は、アシアル株式会社の「ぷよぷよプログラミング」です。同社が提供するプログラミング学習環境「Monaca Education」上で、セガが展開するアクションパズルゲーム「ぷよぷよ」を題材に、プログラミングを学習できます。

 プログラミングのだいご味は色々ありますが、「モノをつくる」ことが一番楽しいと思っています。今回の教材でも、登場するキャラクターの動作等を自分が思いとおりに変更でき、一からモノを作り上げるわけではないですが、モノつくりの一部を体験できます。受講者のスキルによりカスタマイズの程度を調整できそうですので、次年度は学校説明会等での採用も検討したいと思います。

令和6年能登半島地震災害による義援金(令和6年1月22日)

 1月13日(土)の学フェス@イオンモール「e-スポーツアカデミー」では、主催するイオンモール水戸内原の許可を得て、本校ブース内で募金活動を行いました。

 1月9日(月)に学校が始まり、JRC部の生徒たちが「自分たちに何ができるか」と相談する中で、募金という形態を考えてくれました。他の場所での実施も検討しましたが、多くの方が来場されると想定されたため、同イベント会場内での実施としています。

 急遽決まったために活動できた生徒は少なかったですが、校内での募金活動も行い、能登の皆さんへ送りたいと考えています。

今年最後のデッサン講座(令和6年1月19日)

 1月15日(月)に、今年最後の情報デザイン特講【デッサンの部】を実施しました。5月に始まった本講座も、今回で8回目となります。

 今日のテーマは、この時期に受験生への贈り物として重宝されるチョコレートです。描いてみると間の溝の陰の具合や上面の文字の浮き具合の表現が難しそうです。大文字と小文字が組み合わされたデザインなど、じっくりと見ると、様々な気付きもありました。

 この講座は、全回とも市内在住の伊藤高麗子先生にお世話になりました。伊藤先生の丁寧なご指導のおかげで、生徒たちのデッサンは確実に上達しています。ありがとうございました。

 次年度も5月頃から開始する予定です。

4校対抗FORTNITE(令和6年1月18日)

 1月13日(土)の学フェス@イオンモール「e-スポーツアカデミー」では、参加した4つの学校対抗のエキシビションマッチも開催されました。今回の競技は、FORTNITE上に忠実に再現されたイオンモール水戸内原の様々な施設・設備を障害物に見立てたコースにおいて、ゴールまでのタイムを競うパルクールです。

 試合は、各校の代表選手5人が順に1人ずつ競う学校対抗5ゲームマッチで行われ、熱の入ったゲームが展開されました。前日に公開されたコースの対策を練ってくる学校もいて苦戦しましたが、本校チームは5ゲーム中3ゲームで首位、2ゲームで2位となり総合優勝することができました。

 校種を超えて、皆で競える環境を提供していただいたイオンモール水戸内原の皆さんの心遣いに感謝しています。

ユニフォームができました(令和6年1月17日)

 本校は制服がありません。生徒たちからは、学校説明会等で生徒であることが分かりにくいという意見もがありました。また、外部イベント等へ参加する機会も増えてきており、皆で共通するものが欲しいと考えていました。

 いかに実現するか悩んでいたところ、年末に笠間市から部活動支援金をいただくことができ、コンピュータ部のユニフォームを創ることができました。生徒たちがデザインを考え、1月13日(土)の学フェス@イオンモール「e-スポーツアカデミー」で初御披露目しました。

 笠間市には本校の教育活動にご協力をいただいていますが、部活動にまでご支援いただき感謝しています。ありがとうございます。

VRゴーグルを活用した校内紹介(令和6年1月16日)

 1月13日(土)の学フェス@イオンモール「e-スポーツアカデミー」では、生徒たちが開発した校内紹介作品を初展示しました。

 今回展示したのは、開校時に整備したVRヘッドセット「Meta Quest 2」を活用してコンピュータ実習室の様子を紹介する作品です。スティックレバーを操作して教室内外を移動したり、顔の動きに合わせて映像が変わったり、コントローラーの動きで自分の腕に相当する映像を見たりすることができます。中には何度も来場するお子さんもいて、皆さんに楽しんでいただけたようです。

 開発した生徒たちは、年末年始の限られた時間で、机や椅子等について精度の高い作品を作り上げました。今後は、その対象を校内に広げることを考えて欲しいと考えています。

e-スポーツアカデミー(令和6年1月15日)

 1月13日(土)にイオンモール水戸内原で開催された学フェス@イオンモール「e-スポーツアカデミー」に、本校生徒が参加しました。

 写真はコンピュータ部eスポーツチームが提供した「Minecraftブロックかくれんぼ」の様子です。来場された皆さんは、規定時間内に、本校生徒が扮する鬼から逃げ切れるかどうかを競います。生徒たちはゲームの実況役を用意したり、ヘルプが必要な方には積極的にコーチについたりするなど、工夫しながら運営できました。

 運営上の課題も見えてきましたので、次のイベントに向けて更に工夫していきたいと思います。

中谷医工計測技術振興財団「令和5年度科学教育振興助成成果発表会」(令和6年1月12日)

 令和5年12月24日(日)に、公益財団法人中谷医工計測技術振興財団が主催する「令和5年度科学教育振興助成成果発表会」(会場:東京工科大学蒲田キャンパス)に生徒2名が参加しました。

 彼らが発表したテーマは「ITを駆使した菊(ガーデンマム)の栽培装置の開発」です。1年次の「総合的な探究の時間」で実施している「ITセミナー」において、1年次全員が開発してきた自動灌水装置と、彼らが独自に開発した自動灌水装置モニタリングアプリについて発表しています。

 ポスターセッションの質疑応答では専門的な質問やアドバイスをたくさんいただき、彼らは「なんとか回答するのに必至でした」「商品化したらどうかと助言されて自信が持てた」と感想を述べています。空き時間には他校の様々な発表を聞いて交流もしています。彼らにとって初めての大きな発表会であり、無事にやり遂げることができた満足感を感じるとともに、今後の研究につながるヒントをいただき、大変有益な一日になったようです。

ダイバーシティ&インクルージョン(令和6年1月11日)

 12月14日(木)に開催された「人財育成交流プラザ」(茨城県立産業技術短期大学校主催)で講演された日本アイ・ビー・エム株式会社の倉島菜つ美様の講演テーマは、「ダイバーシティ&インクルージョン」でした。

 ダイバーシティとは「多様性」のことであり、異なる属性を持った人々が組織や集団において共存している状態を指します。学校で言えば、多様な生徒集団及び教職員集団のことでしょうか。また、インクルージョンとは、直訳で「包括」「包含」「包摂」を意味する言葉であり、全ての教職員が互いに尊重され、能力を存分に発揮できている状態と言えるでしょう。多様な違いが受容されている状態と、違いが尊重され個々が活躍できる状態という意味の違いはありますが、ダイバーシティはインクルージョン実現の前提であり、両者は不可分な関係だと思います。

 私は昔から「高等学校は色々な先生がいたほうがいい。」「多様な生徒を預かっているのだから、教職員も多様であるべき。教職員が多様であれば、それぞれの生徒にあう教員が、誰か1人くらいいるはず。」「学校として目指す方向は同じであるべきだが、そのプロセスはさまざまであっていい。」と考えていました。今回の倉島さんの講演を聞きながら、改めてその思いを強くするとともに、小規模でも多様な教職員集団の形成が大切だと再認識しました。

学フェス@イオンモール水戸内原に出展します(令和6年1月10日)

 1月13日(土)にイオンモール水戸内原で開催される学フェス@イオンモール「e-スポーツアカデミー」に、本校コンピュータ部eスポーツチームが出展します。

 水戸市内の3校と合同で5つの体験ブースを用意しており、本校eスポーツチームは「Minecraftブロックかくれんぼ」のブースを担当します。他にも、今回初お披露目のものを準備しており、冬休み返上で準備をしていた生徒もいます。

 多くの皆さんと交流できることを楽しみにしています。

授業が始まりました(令和6年1月9日)

 元旦から大きな災害・事故が続きましたが、本校としては穏やかな年明けになりました。本日から授業も始まり、季節性インフルエンザ等で休んでいる者もいますが、生徒たちは元気に登校しています。

 この先3カ月は、入試等の準備で自宅学習となる日も多くなります。一方で、来月には学習成果発表会も予定されており、生徒たちには、これまで学んだことを振り返り、その成果を自分の言葉で語ってもらいたいと考えています。

 中にはコンテストの最終審査等を控えている者もいます。これまで努力してきたことを発揮したり、システム等を構築した思いを表現したりする場ですので、それぞれに悔いのないよう頑張って欲しいと思います。

工事が順調に進行中(令和6年1月5日)

 3月の完成、4月からの運用開始を目指して、第2期工事が順調に進んでいます。

 コンピュータ実習室は、既に運用しているデータサイエンス室、プログラミング室、マルチメディア室に、システム実習室及びネットワーク室が増え、合わせると5種類6室体制になります。

 他に、プロジェクト学習等に適したプロジェクト室が2室増えて4室体制に、普通教室が2学年分増えて4学年分揃います。

 写真はネットワーク室の様子ですが、隣り合う2室を一体的に運用し、情報科「ネットワークシステム」等の授業に活用する予定です。

笠間市10大ニュースに選ばれました(令和6年1月4日)

 広報かさま令和6年1月号に掲載された「2023年 笠間市10大ニュース」で、本校の開咬が選ばれました。
URL:https://www.city.kasama.lg.jp/page/page014991.html

 これまで、併設する友部高等学校を含め、地元笠間市からは、本校の教育活動に多大なるご支援・ご協力をいただいてきました。昨年4月の本校開校からは、市内小中学校との連携だけでなく、福祉部局との連携も実現しました。さらに、昨年末には支援金もいただき、生徒たちの部活動等の充実に向けて準備を進めています。

 引き続き、ITスキルを身につけた生徒たちを育成し、社会に送り出すことはもちろんですが、地域の皆さんのお力をお借りし「笠間の未来を創る」人材の育成も目指していきます。

タイピング力の向上(令和5年12月28日)

 教員から「生徒のタイピング力が向上しています」との報告がありました。練習ソフトのスコアを見ると、分布の幅や分布の様子に大きな変化はないのですが、分布全体が上位に変動しています。生徒全員が頑張り、それぞれのスコアが上がり始めている感じです。変動の大きさとしては、スコアの平均値を見ると、4月当初に379ポイントだったものが、12月時点で510ポイントとなり、約3割アップとなっています。

 1分間にタイピングできる文字数も、4月当初に平均76文字だったものが、12月時点で平均102文字となっています。全国の高校生の平均が約28文字で、実務レベルでは約60文字が求められていることを考えると、ほとんどの生徒が実務レベルになっているということでしょう。

 「IT技術者はタイピングが必須」とまでは言い切れませんが、大きな武器になることは間違いありません。引き続き、速くて正確なタイピングを意識してもらいたいと思います。

チームラボプラネッツTOKYO DMM見学(令和5年12月27日)

 12月15日(金)に実施した校外学習のもう1つの行先がチームラボプラネッツTOKYO DMMです。

 読売新聞社『THE JAPAN NEWS』(2023年8月5日公開)によれば、「利用者の約8割は海外からの観光客」であり、「2023年4月だけで約17万人の外国人が訪れ、2018年にオープンした同施設としては過去最高を記録」し、「2023年4月に日本を訪れた外国人は約195万人なので、ほぼ10人に1人が訪れた可能性がある」とのこと。開催会期が2027年末まで延長されたのも分かる気がします。

 生徒たちからは、
・コンピュータを介したプログラム制御でこんなにも面白いことができるとは思わなかった。
・自分たちがチームで作品制作を行うための発想にも繋がる体験だった。
・自分の夢に大きく関わってくる場所だった。どのようなデザインが人の心を動かすのか考えさせられた。
・デザインの分野でこんなにも感動する作品ができるのかととてもワクワクした。自分もあのようなワクワクする作品を作ってみたい。
などの感想が挙がっています。

 生徒たちは、海外からの観光客が多いことに驚くとともに、日頃の授業で学んでいる技術や知識が、芸術の分野においても活用可能であることが分かり、彼らの創作意欲や学習意欲の高まりにつながっているようです。

株式会社ラック訪問(令和5年12月26日)

 12月15日(金)に実施した校外学習の行先の1つが株式会社ラックです。

 同社は、創業当初から日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。本校の教員も同社の出版物に協力するなど、何かとご縁のある会社です。(出版物は、同社Webサイトからダウンロード可能。令和5年12月26日現在)

 見学した生徒たちからは、
・日本の先進企業の業務内容や仕事の体制を実際に目にすることができて良かった。
・サイバー攻撃の傾向や実態など、業務において分析する内容が興味深かった。
・便利にいつも利用しているスマホやネットでも、裏側で支えてくれてる人がいるからこそ利用できてると思いました。
などの感想が挙がっています。

 IT関連の職業に対するイメージが変わったという声も多く、生徒たちにとって幅広い視野で将来のことを考える機会になったと思います。快く見学を受けていただき、ありがとうございました。

休業前集会を終えて(令和5年12月25日)

 本校は2学期制ですので、12月22日(金)に休業前集会を開催しました。1時間目から始まるF組も、3時間目から始まるM組も、この日は2時間目から登校です。

 8月からここまでに活躍したメンバーへの表彰が終わった後に、校長として、次のような話(一部抜粋)をしました。


 10月から新学期となり、ここまで3カ月の学校生活は、イベントが多く、多くの方が来校した3カ月でした。

 10月には文化祭があり、2日間、楽しい時間を過ごすることができました。新生徒会役員の皆さんの頑張りもあり、クラス企画もクラス発表も充実していましたし、私もファッションショーまで出演させていただき、ありがとうございました。

 11月はスポーツフェスティバルがあり、バレーボール、卓球、ジャンボジェンガの3種目で白熱した試合を観ることができました。50手にも及ぶジェンガのゲームに立ち会えたことは忘れません。

 12月は、校外学習がありましたね。ラック及びチームラボと、それぞれに様々な体験ができたものと思います。

 それぞれのイベントで、
・一人一人が頑張っている様子を見れたこと、
・皆で協力して準備している様子、楽しんでいる様子を見れたこと
それだけで、私は嬉しかったです。

 年が明ければ、皆さんも、新入生を迎える準備をしないといけませんね。
・君たちが、ここまで経験したこと、
・部活動のこと、
・こうすればよかったと思うこと、
君たちの言葉で、後輩に伝えることができるよう、振り返っておきましょう。

公共の授業から(令和5年12月22日)

 12月21日(木)の公共の授業で、一人一人が整理した社会課題を発表するプレゼン大会が行われていました。

 各クラスで行ったプレゼン大会でそれぞれに代表4名を選出し、本日は、F組代表4名がM組へ、M組代表4名がF組へプレゼンテーションしています。テーマは、税金から、ディズニー入場料、AI活用、金相場、大手企業の不正問題等と多岐にわたっていました。

 高校生として社会に目を向け、何が起きているのか、何が課題なのか、日頃から意識することは大切なことです。意識していることで、将来の仕事に影響を与えることもあるでしょう。公共の授業は1年次で終わりますが、社会に目を向ける習慣は常に持っていて欲しいと思います。

生徒の感想から(令和5年12月21日)

 12月12日に開催したITセミナー「ゲーミングパソコン」について、生徒たちの感想が集まってきました。日頃からパソコンでゲームをしていても、パソコンそのもののスペック等には詳しくない生徒たちが多いので、
・ゲーミングパソコンの定義がないことが分かった
・冷却性能の大切が良く分かった
・スペックの読み方が分かった
等の、ハードウェアに関する感想が多いです。

 中には、
・自作パソコンを製作する際に役立つ内容でした
・DirectXとopenGLの違いが分かったので、ゲーム制作に活かしたい
等と、今、夢中で取り組んでいることに関連付けて理解してくれた生徒もいました。

 また、
・この学校に入学するまでパソコンに触れてこなかったが、少しずつ勉強してきたので、今回の講義についていけた。自分の成長を感じることができた。
と、自分自身の変化と結び付けてくれた生徒もいます。

  これからも、いろいろな方をお招きして、広く深いITの世界を紹介していきます。その中から、生徒それぞれが、自分の感性に触れ、将来の生き方に影響する話を見つけられることを願っています。

日本情報オリンピック第4回女性部門にエントリー(令和5年12月20日)

 このブログにも何度か書きましたが、令和6年1月21日(日)に開催される日本情報オリンピック第4回女性部門(JOIG2023/2024)に、12月10日(日)に開催された第23回日本情報オリンピック(JOI2023/2024)二次予選にチャレンジした女子生徒4名がエントリーしています。

 JOIG2023/2024は、JOI2023/2024一次予選を通過した者が参加できる大会であり、全国で373名がエントリー資格を取得し、本校はエントリー数で県内1位、全国14位(11月27日時点)です。

 本校は1年次のプログラミング教育に力を入れており、その成果が実を結びつつあります。

eスポーツ×ゴウセツ in 日立(令和5年12月19日)

 12月17日(日)に、日立市内の事業者と大学生・高校生等が交流するeスポーツイベント「eスポーツ×ゴウセツ in 日立」に生徒5名が参加しました。このイベントは、eスポーツを通して各事業者に興味を持つきっかけとしてもらいたいという、地元産業界の声を受けて企画されたものです。

 生徒たちは、企業の皆さんや、大学生、他の中学校・高等学校の生徒たちと一緒に、ドライビングシミュレーターを楽しみました。日頃から運転をしている社員の皆さんには太刀打ちできませんでしたが、各社の業務内容を説明する時間や社員の皆さんと話ができる時間も設けていただいたので、IT業界の仕事についてイメージが持てたと思います。

 今回は、ドライビングシートを4台並べて対戦するなど、工夫されたイベント運営も参考になりました。ステキなイベントを企画していただいた日立市の皆さんに感謝です。

情報オリンピック二次予選が終了(令和5年12月18日)

 12月10日(日)に第23回日本情報オリンピック(JOI2023/2024)二次予選が開催され、一次予選を通過した生徒9名がチャレンジしました。

 情報オリンピックは競技プログラミングというジャンルのコンテストであり、二次予選は3時間以内に5問の問題をPythonなどのプログラミング言語を使って解きます。アルゴリズムやデータ構造などを理解していないとなかなか正解にたどりつくことが難しいのですが、参加した生徒は最後まであきらめずに一生懸命問題に取り組んでいました。

 残念ながら二次予選を通過できた者はいませんでしたが、これから情報の授業は徐々に実践的になっていき、プログラムの実装だけでなく、性能のよいアルゴリズムの設計等も学びますので、次年度のチャレンジに期待しています。

P-tech「人財育成交流プラザ」に参加(令和5年12月15日)

 12月14日(木)に開催されたいばらきP-TECH(いばらきIT人財教育モデルP-TECH)人財育成交流プラザ」に本校生徒10名が参加しました。

 このイベントは、いばらきP-TECHの主要イベントの1つで、茨城職業能力開発推進協議会茨城県立産業技術短期大学校(県立IT短大)が共催し、県内IT企業等が出展しています。最初に日本アイ・ビー・エム株式会社の倉島菜つ美様から講演をいただき、県内企業等との交流会になりました。

 生徒たちは、最初にIT短大のブースに寄り、学校概要の説明を受けた後、学校生活の様子や授業の内容、卒業後の進路等について情報交換しています。その後は、いくつかの企業の話を聞いたり、IT短大の学生とじっくりと話し込んだりと、自分たちの将来を考える大切な時間となりました。

 次年度からは、本校もいばらきP-TECHに本格的に参加します。企業の皆さんの支援もいただきながら、県内外で活躍できるIT人財を育成していきます。

冬休みを前にして(令和5年12月14日)

 M組のLHRにお邪魔しました。今日のメインテーマは年明けに実施する年次レクリエーションの打合せですが、その冒頭に生徒指導部長からお話がありました。ちょっとした内容なら、全クラスを回り、クラス単位で話をすることができるのも、小規模校のメリットです。

 生徒指導部長からは、オーバードーズと闇バイトについて注意があり、具体例も交えながら丁寧に説明しています。生徒からカフェインの取り過ぎの影響について質問があり、生徒指導部長は「度を過ぎた摂取」について補足してくれました。日常的にエナジードリンクを手にしている生徒も多く、中毒性のあるものの体への影響を意識しているようです。

 来週末から冬休みになりますので、季節性インフルエンザ等に注意するとともに、自分の行動にも気を付けて欲しいです。

宍戸駅前花壇整備(令和5年12月13日)

 12月10日(日)に、宍戸の寿会の皆さんと一緒に、寿会が管理されている宍戸駅前花壇の整備を行いました。

 生徒たちは、寿会の皆さんの指導を受けながら、しおれた花の摘み取り、新たな苗の植え付け、霜対策の藁敷きまで頑張りました。

 宍戸駅は多くの生徒が利用している駅です。寒い冬を乗り越えて、綺麗な花壇になるのが楽しみです。

資格取得支援講座(令和5年12月12日)

 

 12月5日(火)に、大原医療ホテル観光専門学校水戸校(2024年4月より水戸情報ITクリエイター専門学校に校名変更予定)の講師の方をお招きし、第5回資格取得支援講座を開催しました。

 今回は、前回学習した財務諸表を振り返り、知的財産と労働者派遣について学びます。財務諸表は日常生活では馴染みの薄い単語が並び、生徒たちには理解しづらいようです。でも、講師の方の説明が丁寧で、専門学校が提唱するテクニック等も教示していただきましたので、それぞれの役割や特徴を把握するときに見るべきポイント等が分かってきたようです。中には、公開されている上場企業の財務諸表(決算書)を見ている者もいました。 

 年内の資格取得支援講座は本日が最後です。年明けもよろしくお願いします。

少し高度なデッサン(令和5年12月11日)

  12月4日(月)の放課後に、今月の情報デザイン特講「デッサン」を開講しました。これまで、単物のデッサンが多かったのですが、今日は複数のモノを並べてデッサンします。

 対象となったモノは、紙コップとキャンデーの包み紙です。紙コップは、直線と曲線から構成されていますが、表面の質感の表現が難しそうです。キャンデーの包み紙は、シワクチャ感やキャンデーに沿った膨らみなど、影のつけ方や質感の表現が、これまでになく難しいようです。

 生徒たちは、悪戦苦労しながら、2時間じっくりとデッサンに取り組んでいました。

Joyo High school テックコンテスト(令和5年12月8日)

 常陽銀行が主催する第3回 Joyo High school テックコンテストにエントリーした生徒が1次審査を通過し、2月に開催される2次審査に向けて準備をしています。彼は、画像認識を活用した入力デバイスを開発しています。

 12月4日(月)の県教育委員学校視察では、コンテストに提出したプレゼン動画をもとに彼自身がシステムの概要を説明しました。教育委員の中に医師の方がいらっしゃったため、医療分野での活用が可能かどうかについても相談しています。教育委員からは、現在の手術室の様子や実際に外科手術をする際のポイント等も含めて、たくさんのご助言をいただきました。

 2次審査まで時間があるので、教育委員からいただいたご意見を踏まえ、より使いやすいシステムに改善できるよう一緒に考えていきます。

プレゼンテーションフォーラムの様子(令和5年12月7日)

 8月22日(火)に開催された令和5年度英語プレゼンテーションフォーラム県大会の様子が、ダイジェスト版にまとめられ、いばキラTVで配信されています。
 URL:https://youtu.be/lssVPrYaChY
(本校の生徒たちは7分30秒過ぎに登場)

 本校では、生徒に身に付けさせたい資質・能力の1つとして英語力を捉えています。日々の授業でも、身に付けた英語力を活かす場面としてプレゼンテーションを多く取り入れており、生徒たちは資料の構成やデザイン等を工夫し、説明だけでなく質疑応答も頑張っています。それぞれに得意不得意はありますが、前向きに取り組もうという雰囲気も相まって、着実に英語力が伸びていると思います。

 8月22日の記事にも書いたとおり、来年の英語プレゼンテーションフォーラム県大会では、A部門(Advanced Level)へのエントリーも考えていきます。

県教育委員による学校視察(令和5年12月6日)

 12月4日(月)に、茨城県教育委員会教育委員による学校視察があり、中田俊之委員、市原健一委員、中庭陽子委員、富田敬子委員が来校されました。

 最初に学校概要をご説明した後に、施設・設備の見学、生徒たちによる教育活動の報告、専門教科情報科「情報の表現と管理」の授業見学と続きます。本日の授業内容は「単回帰分析」で、少し大きめのデータを分析することがゴールでした。生徒たちは、手順に従ってプログラミングするだけでなく、分からない点を相談して解決したり、可視化する際の見え方を工夫したりするなど、主体的に学習に取り組んでいます。

 その後の研究協議では、専門教科情報科の学びの内容や、共通教科の指導方針等についてご助言をいただき、前向きで私たちを勇気づけていただくご意見をたくさん頂戴しました。引き続き、IT人財の育成に向けて、生徒主体の学校づくりを進めていきたいと思います。

授業を見ること(令和5年12月5日)

  11月29日(水)に開催された令和5年度第1回笠間市英語教育推進連絡協議会は笠間市学校間連携に基づく取り組みであり、公開授業の後に研究協議もありました。今回のテーマは「校種連携に向けて」です。

 参加された市内の小中学校の先生方からは「中学校の先の、高校の英語の授業の様子が分かってよかった」という感想に加えて、「笠間市共通の英語授業スタイルがあるので、そこで育成したスキルを活かして欲しい」との前向きなご意見もいただきました。12月中に稲田小学校、友部中学校、大原小学校の公開授業が予定されていますので、早速、本校の先生方にも勉強してもらおうと思います。

 教員の指導力の向上を考えるときに、他の先生の授業を見ることは多くの気付きを得られるチャンスであり、他の教科、他の校種の授業の中にも、指導力向上に参考となる気付きはあります。本校の先生方に、校内での互見授業に加えて、笠間市学校間連携に基づく公開授業への参加を促してきたのも、これが狙いです。今後は、中高接続を意識して中学校の公開授業に限定することなく、小学校の公開授業への参加も促していきたいと思います。

 今回の英語教育推進連絡協議会の機会を設けていただいた笠間市教育委員会の皆様に感謝です。

英語暗誦研修会に参加(令和5年12月4日)

 11月28日(火)に、茨城県高等学校教育研究会英語部が主催する英語暗誦研修会が茨城県立青少年会館で開催され、本校生徒も参加しました。この研修会は、暗誦をとおして英語で表現する力、発表する力を高めることを狙いとしており、今年は県内17校の生徒が集まり、それぞれが選んだ教材等の暗誦に取り組みました。

 本校から参加した生徒は、練習の成果を出し切れたようで「楽しかった」と感想を述べるとともに、他校の生徒と交流できたことで日頃学んでいるITだけではない「新たな刺激をたくさんもらえた」と喜んでいます。

 IT系のコンテスト等はもちろんですが、臆することなく、どんどん外に出て、自分の可能性を広げて欲しいと願っています。

市内の英語の先生方が来校(令和5年12月1日)

 11月29日(水)に令和5年度第1回笠間市英語教育推進連絡協議会が本校を会場に開催され、市内小中高等学校の英語の先生方が来校されました。

 
 公開授業は、M組の「eスポーツはスポーツか否か」をテーマとした英語コミュニケーションⅠの授業を見ていただきました。生徒たちはグループ単位で自分たちの主張をプレゼンテーションし、英語で質疑応答をしています。

 生徒たちは昨日も公開授業の対象となっており、週明けにも別な教科の公開授業が予定されています。緊張する授業が続きますが、頑張りましょう。

生徒図書委員研修会(令和5年11月30日)

 10月31日(火)に、茨城県高等学校教育研究会図書館部水戸地区生徒図書委員研修会が県立水戸南高等学校で開催され、本校生徒2名が参加しました。

 生徒たちはオンラインで全体会を行なったのち、5つの分科会に分かれて活動をしています。全体会では6校の図書委員会の活動報告があり、それぞれに工夫された活動の様子を知ることができました。分科会では、本校生徒はしおり作りに参加し、色画用紙やマスキングテープ等を使ってオリジナルしおりを製作しました。

 本校の図書館は、昼休みや空き時間、放課後の利用者も多く、IT科の設置に合わせて蔵書も工夫してきており、生徒が主体となった図書委員会の活動についても充実させていきたいと思います。

今戸珠美先生の特別授業(令和5年11月29日)

 11月28日(火)に、一般社団法人メディア教育研究室代表理事の今戸珠美先生が来校され、「デジタル足あと」に関する特別授業をしていただきました。この特別授業は、茨城県教育委員会が主催する令和5年度デジタル・シティズンシップ教育推進事業の一環であり、今戸先生は他の指定校も訪問され、授業支援をされています。

 従来の情報モラル教育の課題として、ルールを前面に出して「~してはならない」といった事柄を学ぶ授業が多いとか、ルールは理解しているが行動が伴わないといった指摘がありました。

 欧州評議会による『デジタル・シティズンシップ教育研修資料集』によれば、デジタル・シティズンシップ教育とは、若者が効果的なデジタル・シティズンになるために必要な能力を身に付けることを目的とした教育とのこと。本時も、判断が必要な際に自分で考える習慣づけを促してまとめとなりました。

 今後も、デジタル・シティズンシップ教育を社会のよき担い手となるためのポジティブな学びとしてとらえ、情報科に限らず他教科を含む教育活動全般で考えていきたいと思います。

笠間市主催「高齢者eスポーツ体験事業」(令和5年11月28日)

 11月25日(土)に、笠間市保健福祉部高齢福祉課が主催し、本校が共催する「高齢者eスポーツ体験事業~高校生と一緒にeスポーツを体験しよう!~」が、本校プロジェクト室A及び同室Bで開催されました。市内在住の皆様が多数来校され、本校eスポーツ部及び友部高等学校JRC部の生徒たちと一緒に、2つのeスポーツを楽しんでいます。

 生徒たちは同課スタッフと一緒に会場をつくりながら、参加者へ説明するために大画面テレビやプロジェクタを追加したり、手元のコントローラーの操作方法を説明するために実物投影機を持ってきたりと、自分たちのアイデアを提案し、形にしていきます。体験会では、生徒たちがデモを交えながら丁寧に解説したり、地域の皆さんとチームとなって対抗戦をしたりと、楽しんでもらえるように工夫をしています。イベントを運営する際にも、今回のような経験が大事になるでしょう。

 今回の体験会は「高齢者の交流の場の創出」がねらいになっていますが、本校の特色を生かし、生徒たちが主体的に活躍できる場にもなりました。ステキな企画をご提案いただいた笠間市の皆さんに感謝です。

学校紹介が茨城新聞に掲載されました(令和5年11月27日)

 11月22日(水)発行の茨城新聞「茨城こども新聞」の学校紹介新聞に、本校の記事が掲載されました。次のURLから令和6年3月まで閲覧可能になっています。
URL:http://club.ibarakinews.jp:84/?page_id=539

 本校は4月に開校した学校で、歴史や実績を積み上げ始めたばかりですが、日頃の学校生活の様子を、生徒たちの言葉でお伝えできたものと思います。

 4月からは第2期生が入学してきますので、教育活動がより充実したものとなるよう準備を進めていきます。

いばらき高等学校League of Legendsセミナー第2回(令和5年11月24日)

 いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト推進協議会が主催するいばらき高等学校League of Legendsセミナー第2回が、10月14日(日)の第1回に続き、11月18日(土)に本校を会場に開催されました。今回も、経験者コースと初心者コースに分かれ、それぞれリーベルト氏と東佑丞氏が指導されています。

 本校生徒たちは初心者コースに参加し、東佑丞氏から戦略やスキル等の指導を受けた後、他校チームと対戦しました。互いに声を掛け合い、よいプレーには「ナイス」と声が出るなど、League of Legendsが団体競技であり、チームビルディングが大事だということを改めて実感できました。

 12月2日(土)には第3回も予定されており、令和6年1月に開催予定のNASEF JAPAN Challenge Cup in IBARAKIにも出場予定です。

色づくモミジ(令和5年11月22日)

 このところ、急に朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。先日は、この冬一番の冷え込みとなり、自動車のフロントガラスにも薄く霜が降りました。

 写真は正門左側のイロハモミジの木で、この寒さのおかげで真っ赤に染まっています。本校は校内に樹木が多く、黄色の葉の銀杏、赤色の葉のカエデ、黄色と赤色の葉の欅などもあり、今は敷地内を歩いているだけで楽しい時期です。

 ところで、モミジとカエデは全てムクロジ科カエデ属の植物だそうで、イロハモミジなども植物学的にいえばカエデと呼ぶ方が正しいそうです。もう少し校内を歩き、その違いを比較してみようと思います。

情報オリンピック一次予選が終了(令和5年11月21日)

 11月18日(土)に第23回日本情報オリンピック(JOI2023/2024)に向けた一次予選が終了しました。

 一次予選第1回(9月16日)、第2回(10月15日)、第3回(11月18日)の結果から、9名の生徒が二次予選(12月10日実施)に臨むことになりました。また、9名のうち女子4名は日本情報オリンピック第4回女性部門(JOIG2023/2024、1月21日実施)の参加資格を取得しています。

 引き続き、9名に対して二次予選に向けたトレーニングを実施するとともに、次年度はより多くの生徒たちが予選を通過できるよう、授業等での指導の充実を図っていきます。

ICT活用研修会(令和5年11月20日)

 11月16日(木)に、茨城県教育情報ネットワーク管理室のSEの方々をお招きし、ICT活用教員研修会を実施しました。今回は、県立那珂高等学校の先生方もオンライオンで参加されています。

 茨城県教育情報ネットワークは平成17年度から運用している県内公立学校教職員及び県立図書館等の教育機関職員、並びに県立学校生徒の情報共有基盤であり、平成27年度から基幹システムとしてGoogle Workspace for Education(導入時はGoogle Apps for Education)を採用したことにより、授業支援の機能も強化されました。

 本校教員は授業でClassroomやJamboard等を積極的に活用していますが、今回は校務利用に視点を置き、他校で採用されている事例をもとに関連するサービスについて学びました。引き続き、ICTを活用した業務改善について考えていきたいと思います。

Clubcraftとは(令和5年11月17日)

 Clubcraftは、各テーマをチームで調査し、その調査結果をMinecraftを用いて発表するグループワーク教材であり、北米教育eスポーツ連盟日本本部(NASEF JAPAN)が、部活動や総合的な探究の時間などでの活用を推奨しています。この教材を活用して本校生徒たちが、11月12日(日)に開催されたNASEF FARMCRAFTいばらきコンテスト2023の最優秀チームに贈呈するトロフィーと参加賞となるバッヂを製作しました。

 生徒たちは、トロフィーに「人類の歴史を感じる物にしたい」という思いを込め、狩猟社会から農耕社会そして現在へとつながるストーリーを描き、「高原」「沼地」「雪原」「村」という4つのバイオーム(生物群系)、戦いのない平和な世界を象徴する「剣」、人間の屈強な強さを象徴する「つるはし」から構成されるデザインとしました。また、バッヂは茨城県の県花である「バラ」を模りました。

 生徒たちは、今回初めて本格的に3Dプリンタを活用して作品を製作しています。今後も、いろいろな用途で活用していきたいと思います。

学校公開でのご質問・ご要望(令和5年11月16日)

 11月2日(木)に開催した学校公開の参加者の皆さんから、たくさんのご意見やご要望をいただきました。

 「恵まれた教育環境を地域にも還元して欲しい」というのも1つのご意見です。現在も、本校グランド等を地域のスポーツ団体等に週休日等に限り貸し出していますが、IT専科高校として開校した本校の施設・設備等の活用については、これから検討しないといけない課題の1つです。

 現在、学校は地域とより連携・協働した教育活動の実現を求められています。その際大切になるのは、学校と地域が「共通の目標」を持ち、互いに「そのために何ができるか」「何をしないといけないのか」を考えることだと思います。

 本校にとって「共通の目標」とは何か?それは「IT人財の育成」です。ITの世界に踏み込んだ生徒たちの資質能力を最大限に伸ばす教育活動。彼らが失敗しながら成長できるフィールドとしての地域連携や社会貢献。それらの関係の中で、学校として地域社会へ何が還元できるのか考えていきます。

リーディングスキルテスト(令和5年11月15日)

 11月7日(火)に、リーディングスキルテスト(一般社団法人教育のための科学研究所)を実施しました。リーディングスキルテストは、文章に書かれている意味を正確にとらえる力(基礎的な読む力)を測定・診断するツールです。

 IT技術者にとって「読む力」は大切な力です。システム開発では仕様書を読み解いて作業を進めなければいけませんし、開発したシステムの説明書を書く際にも、自分だけが目を通す文書ではないので、誰が読んでも意味が分かるものでなければなりません。

 本校では「読む力」を論理力として捉え、プログラミング力、情報活用力、英語力と共に、育成したい力の1つとしています。授業で「読む力」を指導することはもちろんですが、定期的に測ることにより、IT人財に必要なスキルとして意識させたいと考えています。

フラッグフットボールとは(令和5年11月14日)

 フラッグフットボールは、アメリカンフットボールの「セットプレー」、サッカーの「フリーキック」、バスケットボールの「フリースロー」とも例えられ、アメリカンフットボールで行われる「タックル」をプレイヤーの腰の左右につけた「フラッグ」を取ることに置き換え、身体的接触は原則として禁止とした、より安全で幅広い層が参加出来ることを目指したフットボールです。

 10月16日(水)には、2028年ロサンゼルスオリンピック追加種目として、野球・ソフトボール、クリケット、スカッシュ、ラクロスと共に採用されました。

 11月9日(木)に体験したフラッグフットボールに限らず、今後も生徒たちが様々なスポーツに触れる機会をつくっていきたいと思います。

授業観察(令和5年11月13日)

 今年度2回目の授業観察が始まっています。教員の授業の様子を見ることが目的ですが、授業中の生徒たちの様子をじっくりと見ることができる機会ともなっています。普段は、授業の様子を廊下から眺めたり、教室に入ったとしても短時間でしたので、今回は指導する先生の邪魔にならない程度に生徒に声をかけながら、教科書やノートの使い方、タブレット端末の操作等も見ています。

 本校は多くの教科でデジタル教材を採用しており、電子黒板を活用して、内容の提示や説明を行っています。例えば、数学では例題を提示し、余白に補足説明を書き込んでいます。英語では英文を表示し、読解する際の補足等を行間に書き込んでいます。ともに、電子黒板の特徴を活かした使い方です。

 その授業を受けている生徒たちはどうなのか?小中学校と同じくノートに記入する生徒、教科書の行間に書き込む生徒、配布されたワークシートで整理する生徒、デジタルノートにまとめている生徒、方法は様々です。でも、授業の記録は彼らの学びの記録です。彼らにとって一番良い方法は何かを、常に考えていきたいです。

資格取得支援講座(令和5年11月10日)

 11月7日(火)に、大原医療ホテル観光専門学校水戸校(2024年4月より水戸情報ITクリエイター専門学校に校名変更予定)の講師の方をお招きし、第4回資格取得支援講座を開催しました。

 今回は、損益計算書についての講義です。損益計算書は「経営判断のための情報として用いる他、株主や債権者などに経営成績に関する情報を提供する」と事前アナウンスしておいたところ、株売買や起業に興味のある生徒も参加していました。

 授業では学ぶことがない内容ですが、資格取得のため、少しずつ理解してもらいたいです。

手のデッサン(令和5年11月9日)

 11月6日(月)の放課後に、今月の情報デザイン特講「デッサン」を開講しました。これまで、静物のデッサンが多かったのですが、今日は自分の手のデッサンです。

 いつものように影のつけ方や、描く向きを工夫する前に、手の恰好そのものに悩んでいるようです。指の配置、関節の曲げ具合、爪の表現、掌や甲のしわ、ゴツゴツした骨の感じ等、納得した形に落ち着くまで、だいぶ時間がかかりました。

 どんな作品が出来上がるのか楽しみです。

デジタル・シティズンシップ教育推進事業中間報告会(令和5年11月8日)

 10月30日(月)に、デジタル・シチズンシップ教育推進事業の中間報告会が開催されました。モデル校5校の生徒が、今までの活動内容を協賛企業の方々にオンラインで発表しています。

 本校は、地域の活性化を目指し、地域のお祭りや地元企業を紹介するWebページを作成します。発表した生徒は、「人前で話すのは緊張したけど、活動内容はきちんと伝えられました。」「他の学校の発表を聞いて、地域の課題に取り組んでいる学校が多かったので、参考になるところを取り入れていきたい。」などの感想を述べています。

 今後、成果発表会に向けて、地元企業へのインタビューやお祭りの取材を行う予定です。

プレゼン動画(令和5年11月7日)

 このところ、生徒たちが作成した動画を見ることが増えています。

 動画の内容は、コンテスト等に応募するためのプレゼンテーションで、それぞれのコンテスト等の仕様に合わせ、自分たちのアイデアや、製作したアプリ等を発表しています。

 1年次だからと臆することなく、どんどんコンテスト等にチャレンジしていって欲しいです。

学校公開の参加者(令和5年11月6日)

 11月2日(木)に実施した学校公開は、過去最高の59名もの皆様にご参加いただきました。例年、学校評議員の方々や保護者の皆様の参加はあるのですが、今年は笠間市友部地区に回覧板でお知らせしたためか、地域の方々の参加が目立ちました。また、情報科だけでなく英語科の先生方の参加も多かったです。

 地域の方々の中に3名の中学生がいました。学校説明会は夏休み中や土日に実施しますが、学校公開は平日に実施するので児童・生徒が参加することはほぼありません。3名とも熱心に授業を見てくれて、1年次の「英語コミュニケーションⅠ」と旧課程となる友部高等学校第3学年「英語表現Ⅰ」の授業の違いまで質問を受けました。本校に興味を持ち、学校公開にまで足を運んでくれたこと、保護者のご理解があってのことだと思いますが、本当にありがとうございます。また、授業日の参加を認めていただいた中学校にも感謝です。

 日頃からお客様が多く来校されることから、本校の生徒たちは授業を見ていただくことに慣れています。でも、本日は、これまでとは少し違った緊張感が漂う一日になりました。

校内環境の改善(令和5年11月2日)

 本校では現在3種類3室のコンピュータ室が稼働しており、来春には5種類6室へと拡大します。それぞれに特徴のあるコンピュータ室ですが、生徒たちには慣れ親しんだコンピュータ室だとしても、外部の方にとっては、その特徴が理解しにくいのは事実です。

 専門教科情報科「情報の表現と管理」の授業で、「6室あるコンピュータ室の表示板を、外部からくる全ての人にとって分かりやすいもの(pictogram)に改善しよう」というお題が出ていました。

 どんなアイデアが出てくるのか、生徒たちの創造力に期待しています。

マラソン大会のボランティア(令和5年11月1日)

 10月29日(日)は第8回水戸黄門漫遊マラソンの日でした。天気は晴れで、気温も高くないので、選手の皆さんは走りやすかったのではないでしょうか。

 本校の生徒たちもボランティアとして参加し、水戸市立三の丸小学校で男子手荷物預かり係の業務を担当しています。スタート前の早朝から荷物を預かり、選手の皆さんに「頑張ってください!」と応援することができました。また、ゴール後には「お疲れ様でした!」と声をかけながら荷物を返却しました。

 途中、人手が足りない所に率先して手伝いに行くなど、多くのボランティアの方と連携しながら大会運営に協力することができたと思います。

グループワークの様子(令和5年10月31日)

 左の写真は、先日行った租税教室の1シーンです。グループに分かれ、与えられたテーマについて内容を整理しています。

 ワークシートベースに議論をリードする生徒、スマホで調べ物をしながら議論に加わる生徒、タブレット端末でデータ等を整理する生徒と、特に役割分担を決めたり、使用する教材を指定していないのですが、それぞれに自分がやりやすい方法でグループワークに取り組んでいます。

 もちろん、回答等を集約するために、全員でICTを使わないといけない学習場面もありますが、いつICTを使うか、どんなICTを使うか、どうICTを使うかは、生徒が自分で考えて欲しいと願っています。

英語プレゼンテーション(令和5年10月30日)

 

 

 

 

 

 「英語コミュニケーションⅠ」の授業で、「eスポーツは、スポーツか否か」というお題で、グループ単位のプレゼンテーションが行われていました。

 自分たちなりに論点を整理し、それぞれの主張を述べています。「スポーツである」との主張が多いと予想していたのですが、思いのほか少なかったのは意外でした。

 真ん中の写真は、一番最初にプレゼンテーションをしてくれたグループで、授業だけでなく、何事にも積極的に取り組む気持ちを常に持つことが大切です。右の写真は、プレゼンテーション後のリフレクションの様子です。もちろん、全体的な振り返りもありますが、英語はティーム・ティーチングを採用しており、必要に応じて適切なタイミングで指導してくれています。

租税教室(令和5年10月28日)

 本日開催した第2回学校説明会では、水戸税務署のご協力をいただき、公民科の「公共」の授業で租税教室を開催しました。

 生徒たちにとって、消費税は身近にありますが、その他の税は聞いたことはあっても実感は少ないようです。

 グループワークを通して、税金について特徴等を理解し、望ましい社会の在り方について考えることができました。

文化祭紹介ムービー(令和5年10月27日)

 生徒会有志が、先週末に開催した文化祭「友葵祭」の紹介ムービーを作ってくれています。

 「みんなで楽しんだ文化祭の様子を、第2回学校説明会に来場する中学生に見せたい」という、校長の我がままに生徒たちが付き合ってくれています。その心意気に感謝です。

 来月には学校公開もありますので、多くの皆さんに見ていただきたいです。

英語力の向上(令和5年10月26日)

 英語が使えるとIT技術者としてスキルアップや業務の幅を広げるのに役立てることができるため、本校では育成したい資質・能力の1つとして英語力を位置付けています。

 そのため、英語の授業改善にも積極的に取り組んでおり、リクルート社のスタディサプリEnglish英語4技能コースを活用し、英語の4技能をトレーニングしながら、英語民間検定試験の対策も行っています。

 本日は、自分の英語力を確認できる英検IBA(Institution Based Assessment)を実施しました。英検IBAを使って自分の英語力を確認し、多くの生徒が英検本試験にチャレンジして欲しいと願っています。

中学校及び義務教育学校教職員対象オンライン個別相談会(令和5年10月25日)

 本校は募集定員80名の小規模な学校ですが、生徒は県内全域から集まっており、今年度入学生の出身中学校は19市町の40校になります。一方で、県内初の情報に関する学科であり、開校初年度であることも関係し、多くの中学校では本校に対する情報が不足しているのではないかと懸念しています。

 そのため、中学校及び義務教育学校の先生方をご支援するために、初の試みとして教職員対象オンライン個別相談会を開催したところ、県内数校から申し込みがあり、それぞれに学校概要や特色選抜等について説明させていただきました。

 本校は、「情報を学ぶこと」を最大化するために「定時制単位制」とした唯一の学校です。引き続き、同じく「定時制単位制」である県内5校のフレックススクールと、スマートスクールと呼称している本校との違いを明確に説明していくことが必要だと改めて感じました。

※スマートスクールとフレックススクールの違いについては、Q&Aを参照してください。

笠間の菊まつりが始まりました(令和5年10月24日)

 10月21日(土)から笠間の菊まつりが始まりました。

 笠間市内の小中学校、高等学校、特別支援学校は、笠間市から菊の苗を預かり、菊まつりに合わせて、水やりをしてきました。本校で水やりしたものも、境内と門前通りに飾られています。

 会期は来月下旬までで、会場全体の見ごろはもう少し先ですが、他の学校と併せて早咲きの小菊を楽しんでいただければと思います。

いばらき高等学校League of Legendsセミナー(令和5年10月23日)

 10月14日(日)に、いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト推進協議会が主催するいばらき高等学校League of Legendsセミナーが、本校を会場に開催されました。このセミナーは専門家等がLeague of Legendsの基本的な操作や戦略、スキルを指導するもので、第2回(11月18日)、第3回(12月2日)も本校を会場としてで予定されています。

 第1回となる今回のセミナーは、経験者コースと初心者コースに分かれ、それぞれリーベルト氏と東佑丞氏が指導しました。今回を含め計3回のセミナーを経て、令和6年1月に開催予定のNASEF JAPAN Challenge Cup in IBARAKIで活躍することを目指しています。

 本校生徒も参加しましたが、まだ初心者レベルです。これからの頑張りに期待しています。

文化祭第2日(令和5年10月22日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第2日となる10月21日(土)のステージ発表に出場する有志を募ったところ、たくさんの生徒がエントリーしてくれました。ピアノあり、歌あり、演舞あり、コント(?)ありと、生徒たちの持つ無限の可能性を感じます。これからの時代、臆せず自分の思いを表現することも、大事な資質の1つです。もちろん、舞台を支える裏方さんも大活躍です。それぞれの注文に応じて的確なライティングをありがとうございました。

 会場後方ではJRC部が募金活動をしており、集まった募金は社会福祉協議会に届ける予定です。

 保護者の皆様にも多数来校していただきました。「一般公開を」という声もある中で、学校の方針をご理解いただきありがとうございます。また、キッチンカーの売り上げへのご協力もありがとうございました。来年度は、運営方法も含めて、生徒たちと考えていきます。

文化祭第1日(令和5年10月21日)

 

 

 

 

 

 本校の文化祭は、遠方から通学している生徒も多いため、遅めに始めることとしました。それでも、第1日の10月20日(金)は、生徒たちが料理の仕込みや会場準備のために早朝から集まり、それぞれの仕事に取り掛かっていました。みんなで工夫して楽しい一日になったと思います。第2日の今日も楽しみましょう。

文化祭の準備(令和5年10月20日)

 

 

 

 

 

 

 本日から始まった文化祭「友葵祭」に向けて、10月18日(水)、19日(木)は両日とも終日準備としました。全校生徒で会場作成をした後、クラス企画の準備と並行し、体育館のステージではリハーサルが続いています。IT未来高等学校として最初の文化祭ですが、クラス発表だけでなく、生徒有志による発表がたくさんあり、明日2日目のステージ発表が楽しみです。

デジタル・シティズンシップ教育推進事業生徒向けオンラインセミナー(令和5年10月19日)

 10月17日(火)の放課後に、県教委主催のAdobe Expressオンラインセミナーが開かれ、本校からデジタル・シティズンシップ教育推進事業に参加している3名の生徒が受講しました。

 本校の生徒たちは、「地域の魅力発信、地域振興を図る為のホームページ作成」というテーマで同事業にエントリーし、魅力的なコンテンツとは何なのかを考え、自分たちができる地域貢献に取り組んでいます。

 本校生徒はAdobe Creative Cloudに加え、今回研修したAdobe Expressも使えるように設定してあります。2年次からはAdobe Creative Cloudを活用した情報デザインの授業が始まりますが、Adobe Expressはグラフィックデザインを簡単に作ることができるアプリなので、うまく使い分けてもらいたいです。最初は「なんかとても難しそう」と話していた生徒たちですが、「予想以上に簡単で便利なツールだ」と感じたようで、自分たちのコンテンツ作りにも活かしてもらえるものと思います。

「赤い羽根共同募金」街頭募金ボランティア(令和5年10月18日)

 10月14日(土)にポレポレシティ(イオン笠間店)において開催された「赤い羽根共同募金」街頭募金(主催:笠間市共同募金委員会)に、本校生徒2名が友部高等学校生徒とともに参加しました。

 今回は、笠間高等学校及び日本ウェルネス高等学校の生徒と一緒に、ポレポレシティの西口と南口で募金活動を行っています。生徒たちは、募金の呼びかけをしながら、地域の方々と交流することができました。

 JRC部では、10月21日(土)に本校で開催する文化祭「友葵祭」でも、赤い羽根共同募金活動を行う予定です。

中学校主催学校説明会が始まりました(令和5年10月17日)

 10月13日(金)に開催された水戸市立見川中学校学校説明会に参加しました。他8校と一緒に、20分間の説明です。控室に迎えに来てくれた生徒さんの案内が丁寧で、会場の皆さんも真剣に聞いてくれました。

 本校は普通高校ではなく、専門高校です。外部団体主催の学校説明会等でも、この違いが判らず、混乱されている中学生がいましたので、普段よりも強く説明しています。また、今後の人材需給予想に基づき、専門的な技術を身に付けた人材の必要性にも触れさせていただきました。

 社会構造が大きく変化していく中で、自分のキャリアを積み上げる1つの方法として、本校を考えていただければと思います。

小沼公道先生の講演(令和5年10月16日)

 10月12日(木)の水戸地区高等学校PTA連絡協議会指導者研修会では、研究発表の後に、笠間市教育委員会教育長の小沼公道先生から「学校、家庭、地域社会の連携を担うPTA活動のあり方~青少年の豊かな人間性を培うために~」として、講演をいただきました。

 PTAが導入された歴史的な経緯から始まり、学校、家庭、地域社会の様々な視点からの教育のあり方、それぞれが連携して教育に係ることの大切さを教えていただきました。話はコミュニティスクールにまで及び、今後の学校のあり方にも触れていただきました。

 最後には、どうして小沼先生が学校教育から社会教育へ活動対象を広げたのか、一人の生徒との思い出から語っていただきました。その思い出をまとめ、書籍として出版されるとのこと、楽しみにしております。講演ありがとうございました。

合同PTAの活動報告(令和5年10月13日)

 本校は友部高等学校PTAとの合同PTAとして、令和5年度の水戸地区高等学校PTA連絡協議会の事務局を担当しています。6月の総会に続き、10月12日(木)に笠間市友部公民館を会場として令和5年度水戸地区高等学校PTA連絡協議会指導者研修会を開催しました。

 研究発表では、緑岡高等学校PTA、本校PTA、勝田高等学校PTAの3PTAから、PTA活動を活性化する工夫について報告がありました。それぞれに学校の規模も目指す学校像も異なります。コロナ禍の影響が小さくなる中で、手間を省きつつ最大限の効果が出るよう工夫されている活動を紹介いただき、次年度の活動の参考にしたいモノもたくさんありました。

 本校は併設する友部高等学校PTAとの合同PTAとして運営してきた活動を、松本合同PTA会長が報告しました。松本会長には素敵なスライドを作成していただき、音楽までつけてプレゼンテーションしていただきました。準備ありがとうございました。

さんだる相談会inつくば(令和5年10月12日)

 10月9日(月、スポーツの日)に、つくば国際会議場で開催されたさんだる相談会inつくば(子どもの成長と環境を考える会主催)に参加してきました。県南・県西地区で開催される外部団体主催の学校説明会へ参加したのは初めてです。

 他校より地味なブースでしたが、数組の小学生・中学生の親子が来席され、本校の特徴や10月28日(土)に開催する第2回学校説明会についてご案内できました。どの親子も「知りたい」と考えていることは明確で、今時点でお答えできる範囲でご説明したつもりです。

 中学3年生の皆さんは是非とも第2回学校説明会への参加を検討していただき、受験までに時間のある皆さんはいろいろな学校を見て、本校を志望校の1つとして考えていただければと思います。

岩間第三小学校での公開授業(令和5年10月11日)

 10月4日(水)に笠間市立岩間第三小学校で開催された授業参観に参加しました。すれ違う児童が「こんにちは」と元気よく挨拶してくれる、気持ちの良い学校です。

 今日は国語の授業を拝見しました。作文を書く時のコツを「技」と呼び、子どもたちが集中して学習できるよう流れも整理されています。子どもたちを引き付ける工夫、迷いなく作業に入れる発問は、非常に参考になりました。

 今日は市内の私立高校の先生方も多数参加されていました。高校生といえど、50分間集中力が続く者はいません。本校でも、ICTを積極的に活用しながら、授業そのものの工夫を続けていきます。

データサイエンスの授業(令和5年10月10日)

 専門教科情報科では、データサイエンスの扱いが薄いように思います。生成AIの利活用が急速に広がっている中で、早急な対応が必要だと考えています。

 10月6日(金)に実施した国立教育政策研究所教育課程実践検証協力校事業に係る学校訪問では、これまでに学んできたpythonを使いビックデータを分析する授業を提案しました。県内高等学校で共通教科情報科を担当している先生方も参加されていますので、情報Ⅰ及び情報Ⅱを意識したものになっています。

 本校は笠間市から依頼された菊の栽培に取り組んでおり、その生育過程で多くのデータを取得できます。現在、毎日行う水やりを自動化する自動潅水装置を製作しており、最初は時間単位での水やりの自動化から始まり、天候を考慮した水やりの自動化へ機能を拡張しようとしているところです。そのためには、水やりの水量を最適化するために得られたデータの分析が必要であり、まずは分析方法に慣れることを本時のねらいとしています。

 いずれは、生育状況等も考慮した水やりの自動化を考えていく予定です。

情報科の先生方の研修会(令和5年10月6日)

 午前中の国立教育政策研究所教育課程実践検証協力校事業に係る学校訪問に引き続き、午後は茨城県高等学校教育研究会情報部秋季研修会として、同研究所教育課程調査官田﨑丈晴先生から講演をいただきました。

 タイトルは「情報活用能力育成の視点で捉える、情報科の指導とカリキュラム・マネジメント」で、情報科を取り巻く昨今の状況を整理していただいた上で、情報科として、学校として考えなくてはならないことを示唆していただいています。

 参加者それぞれに気づきの多い研修会になったと思います。ありがとうございました。

IT未来チームが稼働(令和5年10月5日)

 茨城県、NASEF JAPAN、株式会社サードウェーブが県内高校生を対象として開催する「NASEF FARMCRAFT® いばらきコンテスト 2023」に向けて、本校チームが動き出しました。

 今日は、Farmcraft®のワールドの中で農業体験に取り組んでいます。

 Farmcraft®体験を通して、社会課題を考え、その解決策を提案できるよう準備を進めていきます。

オオスズメバチの巣を見つけました(令和5年10月4日)

 前庭の木立の中に、オオスズメバチの巣を見つけました。左の写真でも、中央下部に写る出入り口に1匹います。

 10月2日(月)の夕方に殺虫剤をかけて、翌3日(火)の朝に駆除しました。枝の間から取り出してみると、ハンドボールくらいの大きさでした。今年度3回目の駆除で、これまでで最大の大きさです。

 生徒及び教職員、来校者の皆さんに被害がなくてよかったです。

栗のデッサン(令和5年10月3日)

 今日の情報デザイン特講「デッサン」の対象は栗です。笠間は栗の産地ですし、週末には第17回かさま新栗まつりも開催されていました。今日の栗も栗農家の生徒の家のもので、昨日の夕方に収穫したものだそうです。

 生徒たちは、それぞれに自分好みの栗を選び、じっくりとデッサンに取り組んでいます。造形的にも、表面的にも特徴のある栗ですので、光のあて方、透明感の出し方等を工夫するなど、ここ数回のトレーニングでデッサンが上手になったことが良く分かります。

 栗に消しゴムで装飾して並べていた生徒がいたので、デッサンと並べて、写真を1枚撮りました。次回のデッサンも楽しみにしています。何を描くのでしょうね。

文化祭に向けて(令和5年10月2日)

 月が替わり、学期が替わり、今日から年度の後半に入ります。朝から気持ちよく晴れ上がり、穏やかなスタートの日になりました。

 午前中の授業が終わり、1年次F組(午前部)は帰宅する生徒も多いのですが、何やら教室から声が聞こえてきました。どうやら、今月20日(金)21日(土)の文化祭に向けて、クラス映画の撮影をしているようです。本番で作品を見たいので、早々に現場から離れました。

 生徒たちには初めての文化祭です。先生たちも楽しみにしています。

プログラミング好きな子どもたちが来校(令和5年10月1日)

  茨城県教育委員会が主催するプログラミング・エキスパート育成事業参加者を対象とする集合研修を、本校を会場に開催しました。

 最初に大阪電気通信大学の大村基将先生の講演があり、参加者同士の交流を深めるワークショップ、本校生徒がサポートするeスポーツ体験と続きます。これから本格的なオンライン指導を受ける子どもたちに対して、動機づけとコミュニティづくりを意図しているようです。

 本校生徒も講演を聞かせていただき、eスポーツ体験では積極的に声をかけ、スムーズな運営に協力してくれました。大村先生は、ご自身のカーナビ開発の経験から、エンジニアが何を考え、どのように開発を進めているのか具体的に紹介していただき、IT技術者を目指す本校生徒にとっても、刺激になったようです。また、連日のサポートでの活躍お疲れ様でした。

生徒たちが大活躍(令和5年9月30日)

 本日の中学生向け授業体験会でも、生徒たちが大活躍してくれました。

 受付・誘導・会場案内から始まり、体験授業では講師の説明の隙間を埋めたり、システムトラブルに対応したりし、スムーズな運営に協力してくれました。一度、同じ授業を受けているので、ポイントが分かっているのでしょう。また、学校生活の様子や、通学時間等を中学生から質問された際にも、丁寧に答えてくれています。

 もう慣れたものですね。ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

朝から大きな音が鳴り響いています(令和5年9月29日)

 今日は学期末休業日です。

 現在、校内数カ所で令和6年3月完成予定のコンピュータ室、普通教室の工事が進んでいますが、生徒が校内にいるときは遠慮されている大きな音を発生する作業が、朝から断続的にあちこちで続いています。工事そのものは順調に進んでいるようですが、どの業者の方も、気を遣いながら工事を進めていただいており、本当にありがとうございます。

 3月の完成を楽しみにしています。

前期終了(令和5年9月28日)

 本校の学期は2学期制をとっており、今日が前期の最終日です。

 週明けには後期が始まりますので、全体の終業式は取りやめにして、クラスごとのLHRで前期を終えることとしました。担任達は、教室の外に一人一人の生徒を呼んで、一声かけながら通知表を渡してくれています。前期を振り返り、今後の学校生活を考えるためにも、大切な時間だと思います。

 何人かの生徒に「通知表はどうだった」と声を掛けましたが、Vサインをする生徒や照れながら「がんばります」と答える生徒など、それぞれに思いがあるようです。まだ、ITに関する本格的な勉強を始めて半年です。できるだけ早く目標を定め、その実現に向けてそれぞれに頑張ってもらいたいです。

菊が大きくなりました(令和5年9月27日)

 令和5年10月21日(土)~11月26日(日)に開催される第116回笠間菊まつりに向けて、笠間市からお預かりして育てている菊が大きくなりました。全体的に蕾が膨らみ始め、早いものは花が咲き出しています。市内の学校に訪問した際に、それぞれの菊の生育状況をこっそり見ていますが、本校の菊の生育状況は良い方だと思います。

 当初から、1日2回の水やりは自動化していますが、適正な水量の調整などを行うために自動潅水装置の開発を続けています。まだ実地試験に入っていませんが、お預かりした菊のうち一部を残してくれるそうなので、これから実証データを取得し、最終調整に入る予定です。

 本校で育てた菊が、菊まつり会場で咲き誇ってくれることを楽しみにしています。

北川根小学校での公開授業(令和5年9月26日)

 笠間市立北川根小学校で開催された授業参観に参加しました。同校は、今年で創立150周年となる歴史のある学校です。どの学年もオープンスペースと教室を一体的に使っており、業間休みには子どもたちが勢いよく校庭に飛び出し、元気に活動している学校です。

 今日は道徳、外国語、学級活動を拝見しました。タブレットの活用、ペアやグループでの活動、学級全体での話し合いなど、どの授業も工夫されており、参考にさせていただきたいコトがたくさんありました。

 中でも、一番印象的だったのは、子どもたちが自信をもって答えていたことです。誰でも「わかった」ときは嬉しく、次の学びへつながり、その積み重ねが自信につながるものと思います。本校でも大事にしていきたいです。

暑さも一段落(令和5年9月25日)

 「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、本日は朝から気持ちよく晴れ上がり、湿度も低いので過ごしやすい一日です。

 体育は、しばらく暑さ対応の授業が続いていましたが、今日から、卓球、バドミントン、フットサル、ソフトテニスに分かれて、実技になりました。

 

 生徒たちは、自分で選んだ種目に分かれ、準備運動の後にゲーム形式の練習に入りました。体育以外の教員も飛び入り参加し、一緒に汗を流しています。

 秋にはクラスマッチもあります

国語科プレゼンテーション(令和5年9月22日)

 今日は、国語科で楽しいプレゼンテーション大会を開いていました。

 教科書に掲載されていたモノを比較して考える教材を発展させ、生徒一人一人が、自分で選んだモノ・コトを比較し、その特徴をプレゼンテーションする授業を考えてくれました。「比較」することは、考えるときの基本ですからね。生徒たちは、それぞれの視点で分かりやすく資料をまとめ、質疑にもきちんと答えていました。準備も大変だったと思います。お疲れ様でした。

 本日の教室はプロジェクタが4台設置してあります。本日は都合で3台の同時稼働でしたが、部屋も大き目なので、聞いていても隣のプレゼンテーションが邪魔になりません。いろいろな使い方ができる部屋ですので、これからも工夫していきます。

中学校での学校説明会(令和5年9月21日)

 今年度も、各中学校で開催する学校説明会の参加依頼が集まり始めました。校内に志望されている方が少なくても、これからの社会におけるIT人財の必要性、それに向けた本校の取組を紹介させていただきます。遠慮なく、ご相談いただければと思います。

 また、10月9日(月、スポーツの日)に開催される「さんだる相談会inつくば」にも参加することとしました。主催者からは「地域に即した教育相談(学校の選び方、勉強方法等)」を求められていますので、県内各地から集まってくれている第1期生の様子も織り込みながら、学校の特色を紹介させていただきます。

茨城県進学フェア2023水戸会場に参加(令和5年9月20日)

 令和5年9月17日に水戸京成ホテルで開催された茨城県進学フェア2023水戸会場に参加しました。このフェアは、県内外の公私立高等学校が参加し、主に県内の中学生を対象とした進路相談会です。

 会場には開始前から多くの中学生及び保護者の皆さんが来場され、それぞれに目当ての学校で説明を受けています。本校ブースに立ち寄っていただいた生徒さんたちは、来春受験される中学3年生も多かったですが、再来年の春に受験される中学2年生も多かったです。

 9月30日(土)に予定している授業体験会は、中学1年生から参加できます。是非とも本校の授業及び施設・設備等を一度見ていただき、選択肢の1つとしていただければと思います。

情報オリンピック一次予選が始まりました(令和5年9月19日)

 一般社団法人情報オリンピック日本委員会が主催する第23回日本情報オリンピック(JOI 2023/2024)の一次予選が始まりました。本校からも数名が受験し、全員が基準を超えています。第1回(9月16日)に続き、第2回(10/15)、第3回(11/18)もありますので、一次予選通過者はもう少し増えてくれると思います。

 12月10日に開催される二予予選に向けて、引き続き、トレーニングを続けていきます。

教育広報紙「教育いばらき」(令和5年9月15日)

 茨城県教育委員会が発行する教育広報紙「教育いばらき」No.555(令和5年9月7日発行)に、本校の記事が掲載されました。

 今号は県立学校への進学について特集を組んだものであり、茨城県立学校の新しい取り組みの1つとして、県内初の情報科の専門学科をもつ本校が紹介されています。

 記事にある通り、本校は、これまでにないタイプの定時制高校として動き出しました。引き続き、生徒たちの思いが実現できるよう、支援していきます。

URL:https://kyoiku.pref.ibaraki.jp/about/public-relations/kyoiku-ibaraki/

生徒会役員選挙(令和5年9月14日)

 令和5年9月13日に、本校初の生徒会役員選挙が行われました。冒頭の校長あいさつの一部を掲載します。


 入学式で「皆さんは、IT未来高等学校第一回入学生として、これから新たな校風や伝統を創造する担い手となります。」「学校生活を始めて、こんな風にすればより良くなる、もっと工夫をすればより楽しくなると思ったら、周りの友達とも意見交換し、担任の先生や部活動顧問の先生にも相談し、それを実現する術を考えてみてください。」と話しました。

 生徒会は、学校生活を送る上で問題点や課題などを改善・解決することを目的に組織されているものであり、まさに、その術の1つです。今回、生徒会役員選挙において、複数の候補者が立候補し、選挙が成立したことを嬉しく思います。

 4月からの半年間の学校生活を経て、それぞれに感じたこと、考えたことがあるでしょう。それらの問題点や課題などをどう改善・解決するかは、皆さんにとっても、学校にとっても大切なことです。

 ただし、1つ注意してほしいことがあります。それは「どう改善・解決するかは、みんなで考えるべきこと」ということです。当選した役員の皆さんが、自分の公約を押し出すだけでは、誰も賛同してくれません。自分の思いに加えて、他の人の意見も聞き、学校全体での議論を巻き起こし、生徒会としての要望にまとめることが必要です。学校生活という閉じたコミュニティでは、どれだけ変わったかという結果ではなく、そこに至るまでのプロセスが、より大事になります。

 任期は令和6年前期までの長丁場となりますが、本校初代生徒会役員として、友部高等学校生徒会と協力しながら、新しい学校づくりに活躍してくれることを期待しています。

自分のトリセツ(令和5年9月13日)

 令和5年9月12日のLHRで、ソーシャル・スキル・トレーニング「自分のトリセツ」を実施しました。「自分のトリセツ」は、企業等ではチームビルディングに採用されています。

 秋は文化祭やクラスマッチなどの学校行事も多いため、クラス内の人間関係やコニュニケーションの壁を小さくし、一緒に準備等に取り組んでいけるよう、年度途中ですが改めて行ったものです。

 生徒たちは小グループに分かれ、事前に用意した自分のトリセツを、手元のタブレット端末を使って説明していきます。聞く側は感想を述べ、グループ内で共有します。クラス全体を対象に共有できた生徒は数名だけでしたが、互いの違いを認識できたものと思います。他の人との違いを認めてこそ、クラスの雰囲気も良くなっていくと思います。

デッサン(令和5年9月12日)

 5月から月1回ペースで始まった情報デザイン特講「デッサン」を受講している生徒たちのデッサン力が向上しています。

 構図や陰影のつけ方などの描く技術の向上はもちろんですが、描き始める前の観察や、光の当て方など、作品には見えない部分での工夫が多くなっています。

 講師の伊藤先生が常におっしゃっている「観察しましょう」という言葉は、「物事の本質を見る」と言い換えれば、デッサンに限らず様々な場面でも言えることだなと思いつつ、デッサンに夢中になっている生徒たちの様子を見ていました。

IBARAKI ドリーム・パス事業(令和5年9月11日)

 令和5年度IBARAKI ドリーム・パス事業にエントリーした2チームのうち、ITMシステム開発チーム「統合型入退室管理システムの開発~超速!リアルタイムに生徒の居場所がわかって超便利!!~」が一次予選を通過し、令和5年9月9日に開催された二次予選に出場しました。

 残念ながら、戦略チームには選出されませんでしたが、空き時間や放課後に準備をし、直前には夜間にもオンラインでプレゼンテーションの練習をするなど、生徒たち主体で、ここまで来ることができました。システム開発の見通しは立っていますので、完成後は、校内で運用していく予定です。

 引き続き、生徒たちの気付きや思いを大事にし、実現できるよう支援していきたいと思います。

NASEF FARMCRAFTいばらきコンテスト2023説明会&体験会(令和5年9月9日)

 本日、いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト推進協議会が主催するNSEF FRAMCRAFTいばらきコンテスト2023説明会&体験会が本校を会場に開催されました。他にオンライン参加もあり、県内数校の生徒と教員たちが集まっています。

 最初にNASEF JAPAN(特定非営利活動法人北米教育eスポーツ連盟日本本部)の方から、NASEF JAPANについて紹介があったあと、いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト事務局からコンテストの紹介がありました。

 引き続き、FARM CRAFT2023体験会が開催され、本校の生徒や教員たちもプレイしています。普段から慣れ親しんでいる生徒は高スコアを追及したり、その場でチームを組んだ生徒たちは互いに声をかけながらプレイするなど、思い思いに楽しんでくれたようです。

 エントリー締め切りに向けて、コンテストのテーマである「茨城県の農業とSDGs」について考え、プレゼン動画を提出できるよう準備を進めていきます。

※いばらきeスポーツ産業創造プロジェクトにおいても、当日の様子が紹介されています。

いばらき輝く教師塾の受講生が来校(令和5年9月8日)

 台風13号の影響による雨が強い中、茨城県教育研修センターが主催する令和5年度いばらき教師塾Ⅰ期の受講生の皆さんが来校されました。本校に来てくれたのは、高校教員を希望している大学生6名です。

 当初予定を変更し、学校概要を説明した後に、友部高等学校の学校設定科目「TOMOVE」、本校の情報科「情報産業と社会」、国語科「現代の国語」の授業を見学してもらいました。高校生のときに経験していない授業が多かったらしく、生徒と教員の距離の近さと共に、本校ならではの授業について印象に残ったと感想を述べてくた受講生がいました。タブレット等を活用し、意見を集約してクラス全体で共有することが容易に実現している授業スタイルに注目してくれた受講生もいました。養護教諭を希望している受講生には、全体会終了後に養護教諭及び保健室に来室していた生徒たちと交流する時間も設けることができました。

 受講生の皆さんと、いつの日か、どこかの学校で、一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

東京書籍「教室の窓」茨城県版(令和5年9月7日)

 東京書籍株式会社が発行している「教室の窓」茨城県版に、本校の教育活動を取り上げていただきました。

 元県教育長で、現在茨城大学アドミッションセンター長/常磐大学特任教授の柴原宏一先生との対談をまとめていただいたもので、小中学校も含めたプログラミング教育の可能性、本校の特徴、生徒たちに期待していること、教員たちに規定していることなどに触れさせていただきました。

 柴原先生からは「未来を担う人材を育てる気概に満ちている」と評価をいただきましたので、引き続き、生徒たちと一緒に日々の教育活動に取り組んでいきます。

 電子データでの公開はないようですが、県内中学校に配布されると聞いています。このようなチャンスをいただき、ありがとうございました。

学力診断テスト(令和5年9月6日)

 令和5年9月5日に、国語・数学・英語の基礎学力の定着度を把握することを目的として、ベネッセコーポレーションの学力診断テスト「スタディサポート」を実施しました。

 本校では、生徒たちに身に付けてもらいたい力として、論理力、プログラミング力、情報活用力、英語力、プレゼンテーション力の5つの力を掲げています。それらの力を支えるものとして、各教科の基礎学力は大変重要となります。同テストは、年度初にも実施しており、生徒それぞれが1年次前半の学びを振り返り、後半の学びへつなげるために、この時期に実施することとしています。

 併せて、生徒の学習習慣や生活習慣等についても把握できるため、今回のテスト結果は、今後の学習指導等に生かしていきます。

生徒面談が始まりました(令和5年9月5日)

 令和5年9月4日(月)から生徒面談が始まりました。授業の空きコマに担任と面談する時間を設けています。

 夏季休業中は、学校説明会や課外、部活動等で頻繁に登校していた生徒が多いのですが、久しぶりに登校している生徒もいます。それぞれの、学校に対するモチベーションは様々です。秋は学校行事が多い時期ですので、慌てずに、徐々にペースをつかんでもらえればよいと思っています。

笠間市学校著作権研修会(令和5年9月4日)

 令和5年8月24日(木)に、笠間市教育委員会主催の学校著作権研修会が開催され、本校職員も参加しました。

 笠間市内の小・中・義務教育学校・高校・特別支援学校は、相互の連携を推進し、教育効果を高めるために、令和4年度から学校間連携推進協議会を設置しています。今回の研修会は、今年度新たに実施する取組の1つとなります。

 研修会では、学校で著作物を使用する場合の留意点等について、東京学芸大こども未来研究所教育支援フェローの原口直さんが講演されました。授業で著作物を使用する際にできること、できないこと、気を付けなければならないことを理解することは、教員として当然の責務です。今回の研修で紹介された事例などを参考に、日頃の教育活動を見直していきたいと思います。

防災の日(令和5年9月2日)

 9月1日は防災の日でした。今から100年前の大正12年(1923年)9月1日に、相模湾北西部を震源とするマグニチュード7.9と推定される関東大地震が発生しています。

 同じく、平成23年(2011年)3月11日には、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0と推定される東日本大震災が発生しています。鉄道がとまり、帰宅できない生徒を校内に泊めた学校も多数ありました。家庭科室で炊き出しをしたり、寒さをしのぐためにカーテンに包まったりと、生徒も教員も知恵を絞りながら、一夜を明かしたそうです。

 本校は、生徒たちが県内一円から通学している学校であり、災害発生時には広域的な対応が必要となります。台風等による交通障害等も含め、日頃から防災について考え、災害等に備えていきます。

授業が始まりました(令和5年9月1日)

 夏季休業が終業し、本日から授業が始まりました。生徒たちの始業時間はクラスによりずれていますので、本日も事前収録した映像で授業再開の挨拶をしました。

 この夏は、学校説明会での活躍や、各種コンテストやコンクール等への出場が目立った夏になりました。目標を決めて、それに向かって努力してくれたことを嬉しく思います。学校を離れて少しゆっくりし、気持ちをリフレッシュすることもできたでしょう。

 左の写真は、文化祭に向けたクラス企画会議の様子です。ITについて学ぶことはもちろんですが、イベントも楽しみましょう。

YouTuberの講演会(令和5年8月31日)

 令和5年8月29日(火)に、茨城県高等学校文化連盟コンピュータ部会が主催した生徒向け研修会に、生徒5名が参加しました。

 今回の講師は、人気YpuTuberのクラレ先生で、ご自身の活動内容を紹介していただいた後に、参加者との質疑や交流の時間をとっていただきました。参加した生徒の中にはYoutuberを目指している生徒もいます。クラレ先生は、Youtuberとしての活動状況を隠すことなく説明され、一過性の活動に終わることなく、持続可能な活動となるような目標設定についても言及してくださり、生徒たちにも印象に残ったようです。

 クラレ先生にとって久しぶりの学校系イベントだったそうですが、忙しい中、生徒たちとの交流の時間を作ってくださりありがとうございました。

チャレンジボランティアスクール2023(令和5年8月30日)

 令和5年8月29日(火)に、笠間市社会福祉協議会が主催する「チャレンジボランティアスクール2023」に本校生徒2名が友部高校生徒3名と一緒に参加しました。

 生徒たちは、同協議会の会員である災害ボランティア「友援の会」の皆さんのご指導で炊き出し訓練を体験したり、自衛隊の皆さんから災害派遣活動の様子を紹介され、ロープワークを実践するなどしました。ロープワークは目的に応じて様々な種類があります。生徒たちは、悪戦苦闘しながら、取り組んでいました。

 災害はいつ、どこで発生するか分かりません。万が一に備えて、今回の経験が少しで役立ってくれたらよいと思います。

埼玉県議会の皆さんが来校(令和5年8月29日)

 令和5年8月28日(月)に、埼玉県議会文教委員会の鈴木正人委員長他委員10名、埼玉県教育局日吉亨教育長他執行部2名、埼玉県議会事務局2名の16名の皆さんが来校されました。今回の視察は、ICTを活用した特色ある高校づくりに取り組んでいる事例として、本校を選んでいただいています。

 当日は、茨城県教育委員会から本校設置の経緯を説明した後に、学校案内リーフレットを基に、本校の特徴である昼間2部制定時制単位制高校の仕組み、専門教科情報科のカリキュラム、充実した実習環境について説明し、施設・設備等を見学していただきました。2期工事が始まっていたので、工事前と工事後の様子を見比べていただくこともできました。

 質疑では多くの質問をいただき、この5カ月間の教育活動で見逃していたことに気づくこともできました。見学の際も、移動中や各教室での説明時に、それぞれの委員の皆様の思いを直接伺うことができ、本校に対する期待を改めて認識することができました。委員の皆様から頂いたご意見等を忘れず、今後の教育活動に反映させていきたいと思います。

兵庫教育大学の大学院生が来校(令和5年8月28日)

 令和5年8月25日(金)に、兵庫教育大学大学院学校教育研究科専門職学位課程教育実践高度化専攻学校経営コース1年の藤野浩司さんが来校されました。

 毎年、茨城県教育研修センターの希望研修講座「学校組織マネジメント研修講座」を担当されている兵庫教育大学大学院学校教育研究科特任教授浅野良一先生に本校の教育活動を御紹介したところ、本校が「全国初の情報科の単独設置校」であり全国でも稀な先進的な取り組みであると評価していただき、兵庫県立村岡高等学校から同大学大学院へ派遣され、学校マネジメントを研究されている藤野さんの来校につながったものです。

 同高等学校は、「地域に学び、地域と協働し、地域になくてはならない学校をつくる」ことを学校目標とした学校であり、様々な特色ある取組を実践されています。本校も、専門教科情報科という特色を最大限に生かし、笠間市を中心とした地域と連携しながら、次世代を担うIT人財の育成にあたっています。同じ、地方にある学校として、これからも情報交換できればと思っています。

学習支援講習会「レギオ」(令和5年8月25日)

 情報オリンピック日本委員会が主催し、茨城大学及び茨城県教育委員会が共催する地域密着型の学習支援講習会「レギオ」(Regional Training Center)が、茨城大学水戸駅南サテライトで始まりました。本校からは生徒5名が参加しています。

 これまで、生徒たちは授業で主にPythonを学び、オンライン教材等でC/C++を学んできましたが、今回は茨城大学大学院理工学研究科機械システム専攻准教授の梅津信幸先生から、 日本情報オリンピック(JOI)や日本情報オリンピック女性部門(JOIG)への参加を目指した本格的な講義を受けます。

 いつもと違う環境で、他校の生徒と一緒にプログラミングを学ぶのは初めての経験です。同じ志を持つ仲間から、たくさんの刺激を受けてほしいと願っています。本日の入門編に続き、8月28日(月)に初級編が開かれます。

高校生ICT Conference 2023 in 茨城(令和5年8月24日)

 令和5年8月23日(水)に、茨城県立石岡第一高等学校を会場に、高校生ICTカンファレンス実行委員会が主催する「高校生ICT Conference 2023 in 茨城」に生徒3名が参加しました。

 今年のテーマは「今、高校生が考えるデジタルシティズンシップとは ーデジタルウェルビーイングな社会を目指してー」であり、高校生が身近なスマホやインターネットについて、これまでの経験や知識、意見を出し合って、世の中の課題解決に有効な活用方法を取りまとめ、こども家庭庁、総務省、文部科学省など政府に提言することを目的としています。

 参加した生徒たちは、学校の枠を超え、初見のメンバーでチームを編成したのですが、積極的なディスカッションが目立ちます。どのグループも、例年になく充実した内容で、デジタルネイティブである彼らの思いが込められたプレゼンテーションでした。

デジタル・シティズンシップ教育推進事業IT企業訪問(令和5年8月23日)

 令和5年8月17日(木)に、茨城県教育委員会が主催するデジタル・シティズンシップ教育推進事業IT企業訪問に、生徒3名が参加しました。
 午前中は、ソフトバンク本社を見学し、最先端のシステム設計とICTを活用した建築技術を体験しました。午後は、六本木にあるIT企業を見学し、これからのITモバイルの進化について考えることができました。参加した生徒たちは、「このような企業で働けるように勉強を頑張る」「目標ができた」と感想を述べています。

 秋には県内IT企業訪問も予定されています。いろいろな会社を見学し、それぞれにIT業界で生きるイメージを持ってもらいたいと願っています。

※ 写真は参加者全員での集合写真です。

英語プレゼンテーションフォーラム県大会(令和5年8月22日)

 茨城県教育委員会が主催する、令和5年度英語プレゼンテーションフォーラム県大会に本校生徒4名が参加しました。英語科からの案内に「参加したい」と希望した生徒たちでチームを編成し、準備を進めてきました。今回は1年次生のみということもあり、B部門(Basic Level)にエントリーしています。

 テーマは「学校紹介」で、本校の特徴ある教育活動を、自分たちの視点から紹介してくれました。大会に向けた準備時間が少ない状況で、課外や部活動の合間を縫って準備してきており、ある生徒は「このメンバーでできてよかった」と感想を述べてくれました。自分たちでやりたいと思ったことを、自主的に準備し、実現させたことを嬉しく思います。

 結果は、9校中4位で奨励賞をいただくことができました。終了後に「A部門も頑張れるかも」とつぶやいた生徒もおり、来年度はA部門(Advanced Level)へのエントリーも考えていきます。

全国専門学科情報科研究協議会(令和5年8月21日)

 本日から2日間の予定で、全国の専門学科情報科を設置している高等学校の教員及び生徒が集まり、研究協議及び交流を行う全国専門学科情報科研究協議会が、京都市の京都コンピュータ学院専門学校で行われています。主催校は、京都府立京都すばる高等学校です。

 初日の生徒研究発表では、取り組んでいる課題研究の内容を実演等も交えながら、発表しています。本校では課題研究が始まっていませんので、発表そのものはありませんが、参考にしたいモノもたくさんありました。

 来年度は鳥取湖陵高等学校主催で開催されますので、開校初年度の取り組みを紹介していきたいと思います。

情報オリンピックに向けて(令和5年8月18日)

 今年も、9月から第23回日本情報オリンピックの予選が始まります。

 夏季休業中も、情報オリンピックに向けた対策講座をオンラインで実施していました。来週からは、情報オリンピック日本委員会が、茨城大学及び茨城県教育委員会と共催する地域密着型の学習支援講習会「レギオ」(Regional Training Center)が、茨城大学水戸駅南サテライトで始まります。

 一人でも多くの生徒の予選通過を期待しています。

広報かさま(令和5年8月17日)

 8月3日に発行された広報かさま令和5年8月号に本校の紹介記事が掲載されました。
広報かさま 令和5年8月号 URL:https://www.city.kasama.lg.jp/page/page014574.html

 目次の後に特集で「地元の高校を知ってみよう」と題して、市内にある笠間高校、日本ウェルネス高校とともに、それぞれの特徴を紹介していただいています。

 笠間市及び笠間市教育委員会には、日頃から様々な形でご支援をいただいており、今回のご配慮も感謝しています。

学校閉庁日(令和5年8月10日)

 保護者の皆さんには緊急連絡網「ラインネット」でご連絡していますが、明日11日(金)から16日(水)まで学校閉庁日となります。

 茨城県立学校における学校閉庁日の制度は平成30年度から始まったもの(※)で、教職員が年次休暇等を取得した上で設定する日です。部活動も行わず、生徒のリフレッシュを図るとともに、家庭でのふれあいや地域活動への参加などに活用することを目的としています。また、夏季における学校の省エネルギーも考慮しています。

 こちらのブログも、しばらくお休みします。

※ 茨城県教育委員会「茨城県県立学校の働き方改革のためのガイドライン」(令和3年4月)

全国高等学校情報教育研究会全国大会(令和5年8月9日)

 本日から2日間の予定で、工学院大学新宿キャンパス(東京都)で、全国高等学校情報教育研究会の第16回全国大会が開催されます。コロナ禍のためオンライン開催が続いていましたが、久しぶりの対面での開催(オンラインも併用)です。本校からも情報科教員が参加します。

 主に普通高校で開講されている共通教科情報科の情報Ⅰ及び情報Ⅱの実践に関する情報共有の場ですが、一部に専門教科情報科に関する報告もありますし、情報Ⅰ及び情報Ⅱの実践が専門教科情報科の参考になることも多々あります。

 秋からの授業実践に向けて、教員たちも勉強しています。

学校説明会(令和5年8月8日)

 第1回学校説明会が無事に終了しました。昨年度の学校説明会とは異なり、会場を体育館から校舎内各教室へ変更して暑さ対策をするとともに、昨年度末に整備した施設・設備等も見ていただけるよう工夫しました。受付や移動時の暑さは想定以上でしたが、運営ボランティアの生徒たちの活躍もあり、満足げな顔をしてお帰りになる中学生、保護者の皆さんが多かったように思います。

 9月から11月にかけて、授業体験会、第2回学校説明会、学校公開を予定しています。その他に、eスポーツ関連のイベントの本校開催も予定されています。

 まずは学校の様子を見ていただき、中学生と保護者の皆さんには進路選択の1つとして考えていただければと思います。また、地域の皆さんから「どんな学校になったのか見てみたい」とのお声もいただいておりますので、11月の学校公開に是非ご参加いたければと思います。

学校説明会の運営補助(令和5年8月5日)

 本日開催した第1回学校説明会に、多くの生徒ボランティアが集まってくれました。

 受付から教室への誘導、校内ツアーの案内、各コンピュータ室での施設・設備の説明と、役割を分担し、テキパキと対応してくれました。案内ツアーが渋滞すると、予定になかった図書館を挟んで時間を調整するなど、臨機応変に対応してくれています。また、参加してくれた中学生や保護者からの質問にも適切に答え、逆にその時間を楽しんでいる様子も見られました。

 秋には、授業体験会、第2回学校説明会を予定しています。生徒たちと相談しながら、参加された皆さんが満足できるものになるよう準備を進めていきます。

雷(令和5年8月4日)

 本日も、午後3時過ぎから雷が鳴り、雨が降り出しました。

 生徒たちも、課外や部活動、自主学習を終えて、急いで駅に向かっています。びしょ濡れにならないよう、気を付けて帰ってください。

古典の課外講座(令和5年8月3日)

古典 古典の課外講座が2日間の予定で始まりました。

 今回は古典の単語と文法の基礎を学ぶものです。生徒たちは、部活動や学校説明会の準備等の合間に集まってくれました。

 本校はクラウドサービス等で様々な教材を提供していますが、対面での課外も大事にしていきます。

工事が始まります(令和5年8月2日)

工事 今月後半から、後期の改修工事が始まります。

  昨年度に実施した前期工事で普通教室4教室、パソコン室3室、その他2室の工事が完了しましたが、今年度中に残りの教室の工事を行い、完成となります。

 しばらくは、車の出入りも多くなりますので、ご来校の皆さんはご注意ください。

菊の生育状況(令和5年8月1日)

菊 朝から雷が鳴り、強い雨が降っています。登校してくる生徒たちは、傘を差してもびしょぬれになってしまい、学校中のタオルの出番です。

 笠間市からお預かりし、毎日水やりをしている菊は順調に成長しています。朝夕の水やりが十分なのか、葉の色も濃く、肉厚の感じです。写真は昨日の夕方のものです。

 夏休み明けからは、生徒たちが制作した自動潅水装置に切り替え、製品化に向けてデータ取りとプログラムの調整をすることにしています。水やりの方法は変更しますが、このまま順調に成長し、菊まつりの本番できれいな花が咲いてくれることを期待しています。

中学校訪問(令和5年7月31日)

 先週から、1年次生徒の出身中学校・義務教育学校に、本校教員がお伺いし、生徒の近況を報告させていただいています。3月にも一度お伺いしていますが、実際に本校での学校生活の様子をお伝えすることができ、新たなご指導・ご助言もいただけるなど、本校にとって貴重な情報共有の場となっています。中には、中学校に遊びに行き、近況報告をした生徒もいたらしく、彼らが「高校生活が楽しい」と言っていたことを中学校の先生から聞くこともできました。併せて、令和6年度生徒募集についても、説明させていただいています。

 出身生徒がいない中学校・義務教育学校について、笠間市内及び近隣市町村の中学校・義務教育学校はリーフレット及びポスターを持参し、4月からの教育活動や生徒の生活の様子をご報告しています。また、それ以外の市町村の中学校・義務教育学校にはリーフレット及びポスターを郵送しています。

 本校のパンフレットを入手したい中学生は、中学校・義務教育学校に相談してみてください。

千葉県教育委員会の皆さんが来校(令和5年7月28日)

 7月24日(月)に千葉県教育委員会及び千葉県立袖ヶ浦高等学校の皆さんが来校されました。来年度から、同校情報コミュニケーション科に先端ITコース(仮称)を設置されるとのことで、その視察先の1つとして本校を選んでいただきました。

 当日は、設置の経緯を説明した後に、施設・設備を見学していただき、情報交換の時間を長めに取らせていただきました。本校の特徴である充実した実習環境、専門教科情報科の既存科目を基本としたカリキュラム編成などの説明に加え、ここ4か月間の本校の教育活動を振り返ることができ、同校の特徴的な取り組みもお聞きできたなど、本校にとっても貴重な意見交換の場となりました。

 本校も、開校に向けた準備期間に、情報科を設置している他都県の学校を視察しており、千葉県立柏の葉高等学校を訪問しています。学校視察という形で、柏の葉高等学校と同時期に開校された袖ヶ浦高等学校の再編にご協力できることは嬉しく思います。

高校生の就職活動(令和5年7月27日)

 併設する友部高等学校3年生の就職活動が本格化しています。今週初めから企業訪問が始まっており、1人2,3社ずつ見学に行きます。その合間を縫って、生徒たちは面接練習や礼状書き等のために学校に来ています。就職を希望する生徒が、志望した会社に就職できるよう、先生たちにとっても踏ん張りどころです。

 今年は新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行し、企業活動が元に戻りつつあるようで、令和6年4月卒業の高校生に対する求人も多くなっています。友部高等学校3年生の状況を見ても、コロナ前の水準に戻りつつある感じです。

 本校の生徒は令和7年3月が最初の卒業生を出す時期となります。多くの生徒が進学を考えているようですが、就職を希望する生徒が自分のスキルを活かして就職できるよう、企業開拓等も進めていきます。

学校説明会のサイン計画(令和5年7月26日)

 8月5日(土)に開催する第1回学校説明会に向けて、来場者の利便性を高めるために、生徒有志が校内の誘導表示を工夫するサイン計画に取り組んでいます。

 サイン計画とは、目的を実現するために、どのような案内標識を、どこに、どのように設置するか計画することであり、今回は、学校説明会に来場する中学生及び保護者が、受付からそれぞれに割り振られた4つの会場までスムーズに移動できることを目的としています。

 いつもはモニタを見つめながらキーボードを打っている生徒たちですが、工作用紙と色画用紙の色の組み合わせを考えながら、どうすれば分かりやすいサインとなるか考えています。

笠間市社会福祉協議会ボランティア(令和5年7月25日)

水鉄砲 7月23日(日)に開催された、笠間市社会福祉協議会が主催する夏休みわくわく体験教室に、JRC部の生徒たちがボランティアとして参加しました。

 同教室は小学生を対象に物づくり体験、クッキング、福祉体験等を提供するもので、今回は、物づくり体験の「竹細工の水鉄砲づくり」講座のお手伝いをしました。

 生徒たちは、竹の穴開けの方法や道具の使い方など水鉄砲づくりを丁寧に小学生に教え、最後は小学生に交ざってびしょ濡れになりながら水鉄砲で遊び尽くしていました。「自分が作るのを手伝った水鉄砲を使って、子どもたちが遊んでいる様子を見ると感動する」といった感想を述べた生徒もいて、教える喜びを少し感じてもらえたと思います。

課外授業が始まりました(令和5年7月24日)

数学課外

 本日から夏季休業に入りました。夏休みの課外等は、遠距離通学の生徒も多いことから、クラウドサービスを積極的に活用していますが、一部の教科は対面での課外講座も実施しています。

 今日は数学課外が行われていました。二次関数を少し先取りして学ぶ内容で、授業では触れないような内容も扱うそうです。本校は専門高校であり、授業の3分の1が専門教科情報科の科目のため、共通教科の授業にあてる単位数は少なくなってしまいます。同様の内容はクラウドサービスでも学習できますが、都合が合うなら、対面での課外もうまく活用してほしいものです。

自動潅水装置の製作(令和5年7月21日)

装置

 笠間市からお預かりしている菊の苗の水やりを自動化する自動潅水装置の製作が佳境を迎えています。

 本日時点では、市販の水やり装置を使って早朝と夕方に水やりをしていますが、生徒たちが製作している自動潅水装置が完成したら、装置を切り替えていきます。

 基本的なプログラミングは完了しましたが、ラズベリー・パイをおさめる筐体の穴あけや、断熱シートの貼り付けなど、はじめの電子工作に四苦八苦している生徒もいました。これから実際に水やりのタイミングや水量をデータ化し、菊の栽培に最適となるようプログラムを調整していきます。

いばらき県議会だよりに掲載されました(令和5年7月20日)

 7月16日(日)に発行されたいばらき県議会だよりNo.224に、去る5月12日(金)に実施された県議会文教警察委員会の県内調査の様子が掲載されました。
URL:https://www.pref.ibaraki.jp/gikai/tayori/tayori202307_pdf/202307_07.pdf

 同じく、いばキラTVでも、同調査の様子が公開されています。
URL:https://youtu.be/dl26d35rEi0

  開校以来、子どもたち第一で日々の教育活動に取り組むとともに、本校の教育活動を多くの方々に知っていただくための準備を進めてきました。8月5日(土)の学校説明会を皮切りに、中学生の皆さんや地域の皆様に本校を知っていただく機会を設けていきます。ぜひ来校していただき、本校の教育活動、頑張っている子どもたちの様子をご覧いただければと思います。

学校案内リーフレットが完成(令和5年7月19日)

 令和6年度入学者選抜に向けて学校案内リーフレットが完成しました。表紙は、1年次黒澤優仁さんの作品をもとに色合いを調整したものであり、ITを学ぶ生徒たちを表しています。整備が完了した実習室や、生徒の実習の様子も掲載しており、昨年度のものよりも具体的な内容になっています。

 7月下旬に実施する1年次生徒の出身中学校・義務教育学校訪問が最初のお披露目となりますが、その他の県内中学校・義務教育学校にもポスターと共に郵送する予定です。

 中学生の皆さんには、8月5日(土)に開催する第1回学校説明会から配布します。Webサイトへの掲載は少し先を予定していますので、まずは学校説明会等に来校し、入手していただければと思います。

笠間市教育委員の皆さんが来校(令和5年7月18日)

 先週金曜日に笠間市教育委員の皆さんが来校されました。毎年、市内の教育施設を訪問されており、今年は市立小中学校4校に加えて、本校の専門教科情報科の授業も見学していただきました。

 見学していただいた授業は、音声データをアプリで可視化し、その特徴を考えるものです。アプリの操作に手間取り、音声データの特徴を生徒たち自身が探究する部分までは見ていただけませんでしたが、小中学校での学びとは異なる、専門教科情報科の授業の一部を見ていただけたものと思います。

 授業見学後の意見交換では、皆様から建設的なご意見をいただき、市内3校がそれぞれの特徴を活かし、市内小中学校との連携を深めていく必要性を改めて認識しました。

暑さも一休み(令和5年7月14日)

 今日は最高気温が30℃を下回り、今週月曜日から続いていた熱中症アラートも昨日、今日と発令されていません。今週前半は、登校してすぐに体調不良を訴える生徒がいたり、体育の授業の動きがいつもより鈍かったりしましたが、生徒たちも一息ついた感じです。

 特に、本校午後部の生徒は午前10時ごろに登校してきますし、午前部の生徒は午後1時頃に下校する者もいます。一番暑い時間帯ですので、無理をせず、必要ならば休みながら移動するよう話しているところです。

 一方で、北海道や沖縄では新型コロナウイルス感染症が広がり、学校閉鎖や医療逼迫が報告されているとのこと。暑い中、空調の効いた教室の窓を開けることは躊躇されますが、基本的な生活習慣の遵守に加えて、定期的な換気も徹底してきます。

Sidecar(令和5年7月13日)

 本校では、マルチメディア教室に整備した24インチiMacの外部ディスプレイとしてiPad Proを使うことができるようSidecarを設定してあります。

 昨日の情報デザイン特講でも、iPad ProとApple Pencilで、iMacにインストールされたAdobe Illustratorを操作している生徒がいました。(写真右側のディスプレイは、指導者の指示を表示するセンターモニタです。)

 特講のテーマとなっているチラシの制作も、佳境を迎えています。生徒たちがどんな作品を制作するのか楽しみです。

教科調査官の田﨑先生が来校(令和5年7月12日)

 昨日、文部科学省初等中等教育局教科調査官の田﨑丈晴宣先生が来校されました。田﨑先生は情報科が始まった2003年採用の情報科教員であり、長く東京都で教鞭をとられ、東京都教育庁勤務の後、現職に就かれています。豊富な指導経験をもとに、全国の情報科教育をリードされています。

 「音による表現」におけるオーディオスペクトラムの演習を見学していただいた後、研究協議の時間を取りました。指導者による授業の振り返りから始まり、出席者全員から、生徒の取組状況や授業展開に関する発言がありました。田﨑先生は音響工学が専門とのことで、より探究的な活動を取り入れた授業提案をいただくなど、建設的な研究協議となりました。

 本校専門教科情報科の充実に向けて、引き続き、田﨑先生にご指導をいただく予定です。

熱中症警戒アラート(令和5年7月11日)

体育理論 昨日、茨城県に熱中症警戒アラートが発表されました。

 この熱中症警戒アラートは、暑さ指数(WBGT)が33以上になることが予測された場合に発表されるもので、屋外での運動を中止又は延期するなど極めて警戒を必要とする状況を警告するものです。

 日頃は体育館等で汗を流すことの多い体育も、例年この時期は、体育理論として座学の授業も行われています。この日は、生徒たちは体を動かしたかったようですが、プロジェクト室でスポーツの歴史について学んでいました。

 本日も朝から気温が上がっています。体調管理に気を付けて欲しいです。

情報科を担当されている先生が来校(令和5年7月10日)

 先週末に、県内の高校で、共通教科情報科を担当されている先生が来校されました。情報科主任の授業を見学した後、研究協議の時間を取らせていただきました。

 本校は専門教科情報科の専門高校ですが、普通科で履修する共通教科情報科の内容とも通じるところがあります。見学していただいたのは1年次の授業ですので、そんなに違和感はなかったと思います。日頃の授業の悩みや、授業展開の工夫等を情報交換し、非常に前向きな研究協議となりました。

 少しでも、本校の実践が参考になったのであれば、今回のお話を受けた甲斐があります。専門教科情報科だけでなく、共通教科情報についても、何らかの疑問・質問があれば、遠慮なくご相談ください。

友部第二小学校での公開授業(令和5年7月7日)

 昨日、笠間市立友部第二小学校で開催された授業参観に参加しました。

 七夕前ですので、廊下には学級ごとに作成した七夕が飾られています。子どもたちが書いた、たくさんの願い事もぶら下がっており、「スマホが欲しい」と書かれていたのは、今どきの子どもたちの素直な思いなのでしょう。

 他の学校種の授業を見せていただくと、普段意識していないことも見えてきます。今回も、授業展開の工夫をたくさん拝見しました。今年は、市内の小中学校で実施される公開授業に教員たちみんなで参加させていただき、自分たちの授業がより良きものとなるよう頑張りたいと思います。

菊まつりに向けて(令和5年7月6日)

菊植え付け

 笠間市から、秋の「笠間の菊まつり」で展示する菊の苗をお預かりしました。ポットに入れた苗をいただきましたので、本日、鉢に植え替えました。朝のうちは雨が降っていたのですが、お昼には雨もやみ、強い日差しの中で、生徒それぞれが1鉢づつ植え替えました。

 10月中旬から11月下旬に笠間稲荷神社をメイン会場に開かれる「笠間の菊まつり」では、黄・白・ピンクなど色とりどりの菊が咲くそうです。今回の苗が何色になるのかは分かりませんが、夏休み中も水やりを頑張り、きれいな花を咲かせたいと思います。

筑西市立下館南中学校PTAの皆さんが来校(令和5年7月5日)

 昨日午後に、筑西市立下館南中学校PTAの皆さんが来校されました。PTAの研修視察として、午前中の筑西市内、桜川市内の高等学校に続いて、本校まで足を運んでいただきました。今年度初の学校単位での視察となります。

 最初に学校概要を説明し、校内見学をしたあと、質疑応答の時間を取りました。定期考査中なので、生徒が授業を受けている様子や部活動に夢中になっている様子をご覧いただくことはできませんでしたが、昼間2部制定時制高校としての特徴、情報科単科高校としての特色、IT関連職業の将来性、恵まれた施設・設備等についてご理解いただけたものと思います。

 8月、10月には学校説明会、11月には学校公開を予定していますが、中学校単位での視察も随時受け入れていますので、遠慮なくご相談下さい。

求人票受付が始まりました(令和5年7月4日)

 昨日から、令和6年3月高等学校卒業予定者を対象とする求人票受付が始まりました。

 本校でも朝から多くの企業が来校し、友部高等学校3年生を対象とする求人受付が始まっています。ここ数年、笠間市内外には大きな企業の新規立地も多く、順調な受付開始のようです。

 今春に入学したIT未来高等学校1期生は、令和8年3月に最初の卒業生を送り出します。IT系の仕事は、大学や専門学校等で更にスキルを磨く人が多く、高卒で就職を希望する生徒がどのくらいいるか、今時点では予想できません。幸いに興味を示してくれている企業もあることから、生徒たちの進路実現に向けて、これまで手薄だったIT関連の求人も開拓していきます。

国語のリスニングテスト(令和5年7月3日)

 本日から、第2回定期考査が始まりました。普段は1時限から授業が始まる午前部と、3時限から授業が始まる午後部の生徒たちが一緒に受験しますので、2時限相当から始まる変則的な時間割で実施しています。

 今日の国語科の「現代の国語」では、リスニングテストが行われていました。生徒たちは、放送を聞きながら要点をメモし、設問に答えています。放送の内容はIT関連の業務に関するやり取りで、出題した教員の工夫があちこちに散りばめられた本校らしい内容です。

 IT関連の仕事をする際に、クライアントの話をよく聞き、その要点を整理することは最初の一歩です。今回の定期考査だけでなく、日頃からメモをとる習慣を身に付けて欲しいです。

県議会文教警察委員会の視察動画の公開(令和5年6月30日)

 去る令和5年5月12日(金)に開催された、茨城県議会文教警察委員会の現地調査の様子が、いばラキTVで公開されました。

URL:https://youtu.be/dl26d35rEi0

 当日は、学校概要を説明した後に、授業及び施設を見学していただき、質疑応答の時間をとりました。委員の皆様からは様々なご指導、ご助言を頂いています。それらを忘れることなく、生徒たちと一緒に、新しい学校を作っていきます。

定期考査前です(令和5年6月29日)

考査前

 来週から、第2回定期考査が始まります。

 これまで放課後の部活動に夢中になっていた生徒たちも、今週は早めに帰り、定期考査に向けて準備をしてくれているはずです。

 定期考査が終わったら、また思う存分部活動を楽しんでください。

長崎県からの視察(令和5年6月28日)

 昨日、長崎県の私立高校の視察がありました。遠い茨城まで視察に来ていただいたこと、本当に嬉しく思います。

 学校概要を説明した後、授業及び施設を見学していただき、情報交換の時間を取りました。本校の特色である昼間2部制定時制課程と専門教科情報科を組み合わせたカリキュラムに興味あるとのことで、生徒たちの生活の様子にも話は広がりました。

 専門教科情報科に関する学科を設置している高校は、全国を見ても、まだまだ少数です。特色ある情報科高校が増えてくれるといいなと願っています。

協働学習用の机(令和5年6月27日)

プロジェクト

 こちらは、協働学習を実施する際に利用するプロジェクト室の机です。

 普通教室の机よりも一回り大きく、机の脚にはキャスターもついています。座面が5色の椅子と、ホワイトボードを兼ねたついたてを組み合わせ、自由なレイアウトが可能になっています。

 プロジェクト室には、100インチのスクリーンとプロジェクタ、電子黒板もありますので、プレゼンテーションや協働作業に活躍しそうです。

笠間市教委の皆さんが来校(令和5年6月26日)

 本日は、笠間市教委の皆さんが英語の授業を見学するために来校されました。秋に予定している笠間市英語教育研究会の事前打ち合わせを兼ねており、市教委の皆さんに加えて、笠間市内のALTを取りまとめている小学校リーダー、中学校リーダーのお二人も一緒に来てくれました。

 笠間市は市内小中高特別支援学校の学校間連携を重視されており、先日のICT活用教育研究会とともに、英語教育研究会も積極的に活動されています。秋には、本校の授業を公開する予定です。

 本校英語科は、生徒自身の自律的な英語学習を目指しており、小中学校の先生方のご意見をいただきながら、新しい英語教育を目指していきたいと考えています。

少し大きめの机(令和5年6月23日)

教室机

 今春の開校に伴う施設・設備の更新の中で、普通教室の生徒用机も一新しました。従来の金属のフレームと木製天板を組み合わせた机から、金属のフレームと強化プラスチックを組み合わせた軽量な机に取り替えています。

 机の上に、教科書、ノートに加えて個人所有端末や少し大きめの筆箱をおいても、互いに邪魔することはありません。

 教室内は、机や椅子、生徒用ロッカーが白を基調としており、床のブラウンと、カーテンの水色が映えるコーディネートになっています。

制服のない学校(令和5年6月22日)

 本校では、生徒の制服について所定のものを定めていません。

 生徒たちは、思い思いに、シャツやブラウス、ポロシャツ、Tシャツにジャケット等を羽織り、スラックスやスカートを組み合わせた服装で学校生活を送っています。体育の授業があるときは、朝から学校指定のジャージで登校する生徒もいます。校則には「服装は、勉学に励むのに節度をもち、清潔・端正・質素であるようにつとめる。」とあり、まずは自分で考えて欲しい、皆で話し合って欲しいと思っています。

 宍戸駅と学校の間を、朝の登校時間、午前10時すぎの登校時間、昼の下校時間、放課後に私服で歩いている本校生の姿も、地域の皆様には当たり前のことと認識していただいてきているようです。

少しだけ涼しい校地(令和5年6月21日)

 本日は夏至です。

 このところ、晴れる日も多く、急に暑くなってきました。本校は、宍戸の町からすると、少しだけ高いところにあります。ちょうどよい風が吹くからでしょうか、外は暑くても、室内は涼しげに感じるときもあります。

 本校敷地は、友部高校開校前はひいらぎの森だったらしく、友部高校校歌にも「常磐の松の色深き 宍戸の丘のひいらぎに いま拓きゆく学び舎よ」とあります。ひいらぎの木が生い茂る高台を切り拓き、学校を建てた様子が思い浮かびます。今も、校内外には緑が多く、野鳥も飛び回り、キツツキが木を突く音が校内に鳴り響いたこともあります。

 この自然豊かな地で、生徒たちには、じっくりとITスキルを磨いてほしいと思っています。

学校評議員会(令和5年6月20日)

 昨日、令和5年度第1回学校評議員会を開催しました。

 学校評議員制度は、保護者や地域住民、学識経験者等を「学校評議員」に委嘱し、学校運営や教育活動について多様な意見をいただき、その改善に生かすことを目的に、平成12年度に導入されています。本校でも5名の方にお願いしています。

 今回は、友部高校3年生の授業と本校1年次午後部の授業を見学していただいた後に、学校概要を説明し、情報交換の時間とさせていただきました。委員の皆さんから学校運営について多くの質問をいただくともに、本校生徒が登下校時に町の皆さんに挨拶をしてくれていると、お褒めの言葉もいただきました。

 生徒たちを温かい目で見守っていただき、ありがとうございます。

体育の授業(令和5年6月19日)

ハンドボール投げ 本校では、午前部の生徒と午後部の生徒が一緒に体育の授業を受けています。複数の教員を配置し、複数の種目を同時展開したり、習熟度別に授業を展開するための工夫の1つです。

 今日は、新体力テストの調査項目の1つとして、グランドでハンドボール投げをしていました。

 快晴の空の下、生徒たちはダイナミックなフォームで気持ちよさそうにボールを投げています。2回投げることができるので、それぞれに工夫しながら投げていました。

ゲーム的要素のある授業(令和5年6月16日)

 昔から、授業プランを考えるときに、ゲーム的要素を入れることはよくありました。子どもたちの興味・関心を引きつけることができ、授業の導入場面や、まとめの場面など、その使用場面も、指導者次第でいくらでも工夫できます。さらに、生徒1人1台端末が整備されたことで、インターネットを利用した教育用ゲームも利用できるようになっています。

 本校でも、生徒個人所有端末と電子黒板を使い、教育用ゲームKahoot!を活用した実践を続けている教員がいます。今年から、地元笠間市でも同様の取り組みを推奨していくとのこと。互いに情報共有して、より良い実践が生まれてくるといいなと思います。

Kahoot!:https://kahoot.it/

タブレット or スマホ(令和5年6月15日)

 どの県立高等学校も共通の悩みです。

 県立高等学校の生徒は、個人所有のキーボード付きタブレット型端末を持参し、授業を受けています。端末を忘れたときは貸出用端末を借用できる仕組みもあり、どの授業でも端末を利用できるようにしてあります。その対象は、入学時に購入した端末(買い換えた端末)であり、スマホは認めていません。これは、どの県立高等学校でも同じです。

 本校の生徒は、授業開始までに何らかの端末を準備しますので、端末がないことを理由に、授業が制限されることはありません。これは、ほめてあげたいです。

 でも、レスポンスよく回答したり、ちょっとした利用ならスマホを使いたくなる生徒の気持ちもわかります。教員にとっても授業の進め方に工夫が必要ですし、生徒にとっても事前準備が求められます。しばらくは、互いに気を遣う日々です。

公民の授業(令和5年6月14日)

 今日は、公民科の公共の授業を見学しました。

 テーマは「憲法」で、本時では平等権について扱っています。教科書だけでなく、様々な資料を提示したり、他クラスでの意見や互いのコメントを共有したりして、議論が進んでいきます。「立場や環境により多様な考え方がある」ことを意識してほしいという指導者の思いが詰まった授業です。

 この授業に限らず「自分の周りで起きていることに対して、疑問を持ち、自分で考えることを大切にしてほしい」と願っています。

英語の授業(令和5年6月13日)

英語の授業 今日は英語の授業を見学しました。

 授業はActivityも多く、Greeting、A small test、Give your opinion、New words、Site translationとテンポ良く進んでいきます。生徒たちは、ペアを組んで互いに英語で説明したり、教員と英語で受け答えをしたり、前時にはタブレットを使って、テーマに関連する資料も作成しています。

 ITの世界は英語は必須です。英語力を身に付け、世界で活躍できるエンジニアやクリエイターになって欲しいです。

国語の授業(令和5年6月12日)

Jamboard

 今日は国語の授業を見学しました。

 本時は、教科書の文章をJamboardを利用して整理し、皆で共有することで、内容を理解することをねらいとしています。生徒たちは、文章中の表現の対比構造に注目し、グループごとにキーワードを整理した上で、その特長をプレゼンテーションしていきます。中学生時代から慣れているのでしょうか、付箋を上手に整理したり、ポイントを押さえた説明をしたりできています。

 Jamboardの利用に限らず、ICTを自分を表現するツールとして積極的に使ってもらいたいです。

コンピュータ室の開放(令和5年6月9日)

eスポーツ

 1年次は1日4時間授業ですので、コンピュータ実習室が空いていれば、実習用端末を利用できます。空き時間には授業の宿題に取り組む者や、クラウド教材で少し先の勉強をしている者がいますし、放課後には、部活動の練習(eスポーツチーム)に励んでいる者もいます。

 時間的に余裕がある今だからこそ、自分の興味・関心が最大になるよう、いろいろなことにチャレンジしてほしいです。

笠間市社会福祉協議会宍戸支部合同地区懇談会(令和5年6月8日)

 学校が立地する笠間市宍戸地域の笠間市社会福祉協議会宍戸支部が主催する合同地区懇談会に参加しました。以前は宍戸地域の地区単位で懇談会が開催され、それぞれに参加してきましたが、今年は地区単位ではなく、合同懇談会として開催されました。宍戸小学校、笠間中学校に続いて、本校の仕組みと生徒たちの様子を紹介させていただきました。

 これまで、中学生向けの説明に力を入れてきましたが、地域の皆さんに対する説明は十分ではありませんでした。地域の皆さんへ説明できる機会を設けていただいた宍戸支部の皆さんに感謝します。

 今後は、中学生向けの説明会だけでなく、地域の皆さんに学校の中の様子を見ていただける機会も考えていきます。

生徒個人所有端末(令和5年6月7日)

 茨城県立高等学校(中等教育学校後期課程を含む)は、生徒個人所有のキーボード付きタブレット型端末を利用し、学習活動を行っています。
https://kyoiku.pref.ibaraki.jp/gakko/highschool/gakuryoku/ict-education/

 本校はOSを指定していませんので、Windows、Chromebook、iPadが混在しています。今年は端末調達の遅れにより、生徒個人所有端末を利用した授業の開始が予定よりも遅くなった学校もあったようですが、本校では5月上旬にほぼそろっていました。中には、ネットで中古品を購入し、少し手入れして持参した生徒もいました。制約条件がある中で、「自分で納得した端末を使いたい」という彼の気持ちは大事にしたいです。

 情報科以外の教科におけるICT活用も紹介していきます。

茨城県高等学校教育研究会情報部研修会(令和5年6月6日)

研修会 茨城県高等学校教育研究会情報部春季研修会を開催し、県内から20名以上の先生方が集まりました。

 午前中に、桃山学院大学の竹中章勝先生が本校生徒向けに実施したオンライン講義「情報デザインとコミュニケーション」を一緒に受講し、午後からは講演としてオンライン講義の振り返りと情報デザインを指導する際の留意点等についてお話をいただきました。竹中先生のオンライン講義及び講演からは、「相手にいかに理解してもらうか」という情報デザインの本質を繰り返しご指導いただき、子どもたちがそのことに気付くための様々な教材(身近なところにあるヒント)をご紹介していただきました。

 高等学校情報科が始まってから20年を超え、求められることも変わってきていますが、「情報を使う人」から「情報を発信する人」になるための教育が大切だということは変わりません。そのことを改めて認識できた1日でした。

IBARAKIドリーム・パス事業スタートアップチャレンジ講座(令和5年6月5日)

 6月4日(日)に茨城県水戸生涯学習センターで開催されたIBARAKIドリーム・パス事業スタートアップチャレンジ講座に、本校生徒が参加しました。参加者が少なく、他校生との意見交換はできませんでしたが、起業家の方の講演を聞いたり、今時点での計画に助言をいただいたりできました。

 ITに対する思いは強くても、ITを使って、チームとして一緒に何か作り上げるのは初めての体験です。その体験も大事な学びです。

 他に応募を検討しているチームと共に、一次審査に向けて準備を進めていきます。

本校生徒も活躍(令和5年6月5日)

18番ホール

 6月1日(木)から4日(日)にかけて、市内の宍戸ヒルズカントリークラブ西コースにおいて開催された日本ゴルフツアー選手権において、友部高校生徒と一緒にJRC部の生徒たちが大会運営のサポート業務に参加しました。

 コンピュータ部だけでなく、JRC部も頑張っています。

※友部高校JRC部の生徒の記事が大会HPに掲載されました。
 ⇒ https://www.jgto.org/tournament/2822/news/31487

 

台風の影響(令和5年6月2日)

 朝から強い雨がやみません。風も強くなってきました。

 本校の生徒は遠方から通学している者も多く、公共交通機関の影響を考慮し、授業を打ち切ることにしました。気を付けて帰ってください。

授業観察が始まりました(令和5年6月1日)

授業観察

 本日から、先生方の授業観察が始まりました。すべての先生が授業を公開し、他の先生からのコメントも参考にしながら、自分の授業をブラッシュアップしていきます。

 一番最初の授業は情報科主任の授業です。本時は生徒の意見をMentimeterで集約する時間で、学校説明会に向けたチラシ作りにつなげていくそうです。生徒は自分の考えを言語化することに苦労しながら、クラス全体の意見が集約される様子を楽しんでいました。

 これまで、廊下から各クラス、各先生の授業を見てきましたが、しばらくは教室に入り、じっくりと1時間見せていただきます。

Mentimeter:https://www.mentimeter.com/

廊下を走る生徒たち(令和5年5月31日)

 小学生のときから、学校の先生に「学校の廊下は走ってはいけません」と言われてきました。

 でも、うちの生徒たちは廊下を走ります。

 校長室の前の廊下が昇降口につながっていて、夕方6時前になると集団で走り抜けていきます。コンピュータ部の生徒たち(1年次生徒全員が加盟)が、コンピュータ実習室でギリギリまで作業をして、宍戸駅で電車に乗るために走っていきます。学校の環境を最大限に活用し、学校生活を楽しんでいる生徒たちに、「どんどん新しいことをやりなさい」という思いを込めて、「さよなら。気を付けて帰れよ。」と声をかけています。

中庭のケヤキの木(令和5年5月30日)

ケヤキ 朝の登校時に降っていた雨も上がり、夏のような日差しがさしてきました。湿気がある分、不快感の高い一日です。

 この木は、本校の中庭にあるケヤキの木です。春先の天気の良い日には、新入生が木の周りの煉瓦に座り、お弁当を食べているときもありました。2階から見ても、枝ぶり、葉の茂み具合がきれいな木です。友部高校開校時に植えた木のようで、数本のケヤキを寄せ植えにしてあるそうです。友部高校からIT未来高校へと学校は変わっていきますが、友部高校開校当時の関係者の皆さんの思いを大切にして、ケヤキの木(木々?)も大事にしていきます。

自転車通学する際のヘルメット着用について(令和5年5月29日)

 本日、笠間警察署の本田署長、和田交通課長、宮河生活安全課長が来校され、改正道路交通法の施行により令和5年4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたことについて、改めてご説明がありました。

 自転車事故で死亡した人の約7割が、頭部に致命傷を負っており、ヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合と比較すると約2.3倍も高くなっているそうです。

 自転車通学の生徒の皆さんは、ヘルメットを着用するよう努めてください。

ブログの開設にあたり(令和5年5月29日)

 第1期生が入学して2か月がたとうとしています。「ITを学びたい」という強い志を持って入学してくれた生徒たちであり、それぞれのペースで勉強も部活動も頑張っています。何よりも、県内各地から通学(片道2時間の生徒もいます)しているのに、遅刻や欠席が少ないことをほめてあげたいです。

 生徒たちが頑張っている様子や学校の様子を不定期で発信していきます。